約 6,814,437 件
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/280.html
パワプロクンポケットバトルロワイアル 概要 原作が自重しないことでお馴染みの野球バラエティゲーム(途中まではジャンル『スポーツ』)、 パワプロクンポケットシリーズのキャラでのバトルロワイアル。 マップはオリジナルのもので、参加者は『書いた者勝ち』形式を取っている。 なお、各作品の主人公の名前も、最初に書いた人間に決定権が与えられている。 一般人から超人まで何故か幅広く揃えられてしまう作品なため、今後どのようなロワになるのか未知数である。 現在は参加者枠50人分が埋まったところ(残りの2人はみせしめキャラ) 『書いた者勝ち』形式なためかギャルゲじみた原作のわりに奉仕マーダーが少なく、マーダー不足が懸念されている。 ちなみに初登場で人を殺した人間のうち積極的なマーダーは一人だけである。 その反面、反主催陣営に極度の人間不信者や夢だと思い込んでる者、主催と瓜二つな者からよく分からない生命体と地雷になりかねない要素が揃っているのが特徴と言える。 ちなみに参加者決めのシステムの欠点である、「主催者との因縁持ちが誰もいねえ……」という事態に陥ってしまった。 結局「マーダー少ねえ」「奉仕マーダーの奉仕相手がいねえ」「登場話死亡者が6人もいる」等の理由により、投票の末8枠追加(ただし、『主催登場作品の主人公で1枠消費すること』との条件付きなのでフリー枠は実質7人) なお、ニコロワでもこの参加者決定方式で増枠しているが、いずれも書き手が一定数いる事を見込んでの増員である事をここに記しておく。 今後このシステムで始めるロワも、単純に「多めに枠を取ろう」などと思わないように。 参加者 主催 【パワプロクンポケット7裏】 亀田皇帝 参戦者 3/3【パワプロクンポケット】 進藤明日香 / 平山紀之 / 教頭 4/4【パワプロクンポケット2】 二朱公人 / 荒井紀香 / 凡田大介 / 曽根村 4/4【パワプロクンポケット3】 三橋一郎 / 四路智美 / たかゆき / 鋼毅 1/1【パワプロクンポケット4】 天本玲泉 1/1【パワプロクンポケット4裏】 プレイグ 2/2【パワプロクンポケット5】 埼川珠子 / 塚本甚八 1/1【パワプロクンポケット5裏】 愛 4/4【パワプロクンポケット6】 荻原新六 / 島岡武雄 / 青野柴夫 / ほるひす 3/3【パワプロクンポケット6裏】 ヘルガ / 落田太二 / メカ亀田 7/7【パワプロクンポケット7】 七味東雅 / 倉見春香 / 芹沢真央 / レッド / ブラウン / 東優 / 野丸太郎 3/3【パワプロクンポケット7裏】 七原正大 / 黒羽根あやか / 布具里 8/8【パワプロクンポケット8】 八神総八郎 / 白瀬芙喜子 / 高坂茜 / 森友子 / 灰原 / リン / 上川辰也 / 黒野鉄斎 4/4【パワプロクンポケット9】 九条英雄 / 椿 / 夏目准 / 太田洋将 2/2【パワプロクンポケット9裏】 エリ / カネオ 7/7【パワプロクンポケット10】 十波典明 / 芳槻さら / 大江和那 / 神条紫杏 / 越後竜太郎 / 浜野朱里 / アルベルト・安生・アズナブル 2/2【パワプロクンポケット10裏】 タケミ / ピエロ 3/3【パワポケダッシュ】 小波走太 / 芽森わん子 / 二ノ宮金太 1/1【パワポケ甲子園】 甲子園児 参加者総勢60人(見せしめ含む) 外部リンク ■支援サイト パワプロクンポケットバトルロワイアルまとめwiki パワプロクンポケットバトルロワイアル専用したらば ■現行スレッド パワプロクンポケットバトルロワイアル パワプロクンポケットバトルロワイアル Part2 パワプロクンポケットバトルロワイアル Part3 パワプロクンポケットバトルロワイアル Part4 パワプロクンポケットバトルロワイアル Part5(現行スレ)
https://w.atwiki.jp/poke1-2/
トップページ パワプロクンポケット1・2(ぱわぷろくんぽけっとわん・つぅー) 開発 コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ(ダイヤモンドヘッド) 発売 機種 ゲームボーイアドバンス ジャンル スポーツ 発売日 2004年7月29日 CERO 全年齢(全年齢対象) プレイ人数 1~2人 通信要素 ローカル対戦 シリーズ関連 シリーズ攻略まとめwiki ○・3・4・5・6・7・ダッシュ・8・9・10・11・12・13・14 パワポケ考察 Wiki Wikipedia関連項目 パワポロクンポケット1・2 パワプロクンポケットシリーズ ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は○○運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ゲームに関する問い合わせに関してはこちらから(ゲームの開発元の問い合わせURLを編集してください。) ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。 ※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、△△会社に帰属します。
https://w.atwiki.jp/pawapurokun6/pages/15.html
このページはhttp //www22.atwiki.jp/poke14/からの引用です @メニュー 新規ページ作成 新規ページ作成(その他) このページをコピーして新規ページ作成 このウィキ内の別ページをコピーして新規ページ作成 アップロードファイルから新規ページ作成 他のホームページから引用して新規ページ作成 スレッド式掲示板から引用して新規ページ作成 アットウィキで新規ウィキ作成 [PR] 無料ホームページ @PAGES [PR] おすすめ iPhone アプリ情報 [PR] おすすめ Android アプリ情報 [PR] お得なオークション情報 [PR] レンタル2ch風掲示板 @chs 編集 ページ編集 メニュー非表示でページ編集 ページ名変更 ページの閲覧/編集権限変更 ページの編集モード変更 このページにファイルをアップロード このウィキにファイルをアップロード メニューを編集 表示 最新版変更点 (差分) 編集履歴 (バックアップ) リンク元 トラックバック このページをPDFで表示 (試験中) このウィキの全ページ一覧 編集履歴のあるページ一覧 このウィキのタグ一覧 このwikiの更新情報RSS このwikiの新着ページRSS ツール このウィキ内を検索 このウィキの管理者に連絡 @wikiパーツ @wikiパーツ:あなたのサイトにWikiデータを簡単表示! 最近更新したページの一覧を表示する 最近作成したページの一覧を表示する このwiki内を検索するフォームを表示する このwikiのタグクラウドを表示する 自動リンク辞書を利用する @wiki便利ツール @wikiパーツ:あなたのサイトにウィキデータを簡単表示! まとめサイト作成支援ツール RSSかんたん作成 興味キーワードをチェック!!(RSSナビ) いろんなblogのRSSかんたん作成ページ アマゾン商品検索(簡単アフィリエイト) ウィキに株式情報(日本)を表示 ウィキに株式情報(中国)を表示 かんたんHTML直接入力 Q Aサイトかんたん連携作成 ウィキに為替情報を表示 はてなアンテナと簡単連携 @wiki ホットワード @wiki 全体検索 このページを通報・違反報告する ヘルプ ご利用ガイド ワープロモードご利用ガイド 初心者ガイド @wiki助け合い掲示板 wiki(ウィキ)って何? 良くある質問集 プラグイン一覧 編集モードの違いについて 不具合や障害を見つけたら 管理・設定マニュアル ログイン パワプロクンポケット14 攻略まとめwiki メニュー トップページ 総合FAQ 2ch用テンプレ 燃えろ!魔球リーグ編 FAQ 育成基礎 特殊能力 必殺技 イベント 定期イベント ランダムイベント うろつきイベント 野球超人伝 彼女・真ルート 仲間 育成理論 札侍編 FAQ カード 攻撃札 守備札 サポート札 札のかけら 対戦相手 デッキ考察 イベント 定期イベント ランダムイベント カムイ地方 ホクロク地方 ムサシ・ゴショ地方 トカイドー地方 ヤマシーロ地方 フウシュウ地方 キュウコク地方 野球人形 基本能力パーツ 特殊能力パーツ トツゲキ甲子園 FAQ 試合 仲間 特殊能力 センシュクラッチ FAQ 初期能力 特殊能力 その他 パワポケポイント 俺のペナント 取得能力 おまけ アルバム プロフィール サウンド ミニゲーム Wi-Fiダウンロード 小ネタ・バグ 公式パスワード選手 ウグイスコール一覧 攻略本検証 情報提供フォーム 編集議論 カウンター 本日 406 先日 453 累計 166208 更新履歴 2013-04-14 札侍編/対戦相手(2) その他/編集議論/その他 その他/編集議論/札侍編 その他/編集議論/魔球リーグ編 その他/小ネタ・バグ 2013-04-12 魔球リーグ編/仲間 魔球リーグ編/彼女/七辻姫子 魔球リーグ編/特殊能力/野手 2013-04-08 トツゲキ甲子園/特殊能力/投手 トツゲキ甲子園/特殊能力/野手 2013-04-07 センシュクラッチ/初期能力 魔球リーグ編/育成基礎 2013-04-06 センシュクラッチ/FAQ 2013-04-05 その他/情報提供/特殊育成 2013-04-03 その他/情報提供/要検証事項 2013-03-29 札侍編/サポート札 2013-03-28 札侍編/FAQ 2013-03-24 札侍編/対戦相手 2013-03-23 札侍編/特殊能力パーツ/野手 魔球リーグ編/育成理論 パワプロクンポケット14 開発 コナミデジタルエンタテインメント 発売 機種 NintendoDS ジャンル 野球バラエティ 発売日 2011.12.01 (木) 参考価格 5250円 (税込) CERO A (全年齢対象) プレイ人数 1~2人 通信要素 ローカル/Wi-Fi対戦 ローカルデータ交換 Wi-Fiダウンロード リンク 公式サイト パワプロクンポケット14 2chスレッド編集 【パワポケ】パワプロクンポケット総合147(実質148) シリーズ関連wiki シリーズ攻略まとめwiki 8 9 10 11 12 13 パワポケ考察 Wiki パワプロ・パワポケ選手能力まとめ Wiki Wikipedia関連項目 パワプロクンポケット14 パワプロクンポケットシリーズ 購入 パワプロクンポケット14 コナミスタイルで購入する Amazonで購入する パワプロクンポケット14 オリジナルサウンドトラック(iTunesにてDL販売中) パワプロクンポケット14 公式ガイドブック 攻略本検証 パワプロクンポケット音楽館(1~3と12の楽曲を収録) コナミスタイルで購入する Amazonで購入する サイトQR ※当サイトとメーカー様は一切関係がありません。 ※古いブラウザなどで閲覧すると左側のメニューが表示されず、当サイトをご利用できない事があります。 その場合はお手数ですがブラウザを変えるか、直接メニューへ飛んでご利用ください。 ツイート [Amazon商品] トラックバック(0) リンク元(0) PR |価格比較@price|オークション落札相場@price|無料レンタル日記・無料レンタルブログ@diary|2ch型無料レンタル掲示板@chs|おすすめ iPhone iPad アプリ|おすすめ Androidアプリ|クーポン情報まとめサイト - クー割| @wiki - 無料レンタルウィキサービス|プライバシーポリシー|リンク元|トラックバック
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1430.html
パワプロクンポケット7 Part27-200~209・224~227 200 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 38 02 ID 8mQev3KX0 以前にパワプロクンポケット7を予約した野郎だ。 もう誰もが忘れてるかもしれんが、暇になったので投下する。 分量がちと多めなんで、読むのが面倒な奴向けに始めに要約を書いておく。 そういう奴は多分要約スレを探すのも面倒だろうから。 要約版: ごく普通の高校、花丸高校の弱小野球部に突如現れた謎のヒーロー。 他の部員とは比べ物にならない力量を持つ彼らは、始めは穏やかに、 その後は大胆に野球部を名実共に乗っ取っていく。 このままではいけないと、実力でヒーローたちを追い出すことを決意した主人公は 仲間達と共に特訓に励み、ついには試合でヒーローを追い出すことに成功する。 ついでに、ヒーローを倒したその力と勢いをもって甲子園優勝をも果たすのだった。 201 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 39 04 ID 8mQev3KX0 では、以下から具体的紹介に入ることにする。 とりあえず、主要な登場人物の紹介でも。 登場人物: 主人公:高校編おなじみの熱血野球馬鹿。 湯田:今作のメガネ。高校生という立場上金がないのでマニア度は低め。 有田:仲間その1。モデルは海砂利水魚の片割れ。 他の仲間に比べて明らかに色々と優遇されている。 展開によっては主人公の彼女をもかっさらっていくナイスガイ。 森盛:仲間その2。スーパーサイヤ人化可能な超人。 野丸:仲間その3。仲間の中では一番の変人。 白石:仲間その4。影が薄い。 台場:仲間その5。やっぱり影が薄い。 最初からいる顔のある同級生部員の中では一人だけ個別エンディングがない不遇の人。 黒打:仲間その7。途中参加の目無し君。コロコロの読者応募キャラ。 花丸高校野球部でもトップクラスの実力の持ち主だが、そのくせ肝心な試合には出てこない微妙に役立たずな人。 東:仲間その8。先輩でキャプテンで優等生で生徒会長。 立場や性格がとってもパワプロっぽくてパワポケ世界では明らかに浮いている人。 勝野:仲間その9。地味な方の先輩。 登場してからあっという間に消える彼のその後を知りたい方はパワポケ9をプレイすべし。 佐和田:昔は熱血教師だったが、最近では投げやりな指導で定評のあるやる気のない花丸高校野球部監督。 どうしようもない現実に屈したかつての理想主義者。 本村:主人公のクラスの担任。 熱血教師を目指す教師。でも権力には弱い。 レッド:ヒーローたちのリーダー。ヒーローの中ではまともな部類。 ブルー:ヒーローたちのサブリーダー。冷徹で自分勝手な部分が散見される。 レッドのことをあまり気に入っていない様子。 イエロー:カレー大好き、ヒーローの怪力担当。 野球部の面々に馬鹿にされるのが主な役割。 ブラック:隠密行動能力では群を抜く、ヒーローの各種工作担当。レッドが特別扱いしているイレギュラーの一人。 なぜか世界に関する知識を殆ど持ち合わせていない。 ワルドス:犯罪組織“ワルクロ団”首領。展開次第で運命が大きく変わる人。 元は普通のサラリーマンだったらしい。 黒野:70過ぎてもまだ現役のマッドサイエンティスト。悪を演じるのが好きな善人。 改造人間や巨大ロボットを作るのが趣味。 以下は展開によっては出てこないこともある重要人物。 よって、必ず出てくる人物のみで本筋を書くことを目的としたこのストーリー紹介では登場しない。 ピンク:索敵能力に優れる、ヒーローの情報収集担当。イレギュラーの一人。 中の人が男との噂があるが、ちゃんと女が入っていることがパワポケ9で判明。 芹沢真央:無表情と台詞の三点リーダの多さが特徴のポイント彼女。 彼女の中ではストーリーの核心に最も近い立場にいる人。 彼女の真の恐ろしさは「さあ、練習、練習!!」という一見何気ない台詞に込められている。 202 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 40 48 ID 8mQev3KX0 以下、本編。 定期イベントのみと河原のみで本編の紹介を行うという方針でいくため 多少理解しにくい部分も散見されるだろうが、そのあたりは何卒ご容赦願いたい。 9月初頭の練習試合。 花丸高校野球部は、いつものように負け寸前であった。 試合は既に9回裏2アウトだが、ホームランが出れば逆転サヨナラの場面。 だが、バッターはチャンスに弱いことで定評のある勝野先輩なので、まったく期待できない状況である。 「こんな時に、強力な代打がいてくれればなぁ~……」 ぽつりと漏らす主人公。 そんな彼の言葉に応えるように、一人の人物が球場のスコアボード上に現れた。 「広い銀河のこの星に、ピンチになったら現れる、粋でクールなナイスガイ! レッド参上っ!」 レッドと名乗る全身赤尽くめのマスクマンは、颯爽とグラウンドへ飛び降りると打席へと立ち 見事逆転サヨナラホームランを放って見せた。 歓喜に沸く一同の中、中身はきっと勝野先輩だと湯田は言うが その当人が急に腹の具合が悪くなったからトイレを済ませてきたとの言葉と共に彼らの背後から現れる。 試合中に現れた謎の人物“レッド”。 その存在は、波乱に満ちた高校生活の幕開けを告げるものであった。 翌日の教室。 野球部員の間では、登場に試合に圧倒的な存在感を見せ付けたレッドの話題で持ちきりだった。 「あんな人がうちの野球部にいてくれれば、甲子園も夢じゃないんでやんすけどねぇ」 湯田の言葉に思わず苦笑いする主人公。 そうこうするうちに担任の本村が教室にやって来て、このクラスに転校生が入ると告げる。 その転校生とは、昨日の試合に現れたレッドその人であった。 そして、レッドはそのまま野球部に入部する。 妙なことになってきたと思う部員一同と、その実力に感心する佐和田監督。 野球の経験がないと言うレッドに、監督は主人公を指導員として指名する。 その実力とやる気に、主人公も自分もうかうかしていられないと気合を入れなおすのだった。 本名は不明、住所も素顔も不明、おまけにヒーローの姿のまま授業を受ける。 誰もが怪しいと感じるレッドだが、その正体は依然として謎のままである。 そして、9月も終わりに近づく頃、練習試合が組まれる。 レギュラーに選ばれたレッドの圧倒的な実力により、甲子園も夢ではないと 思い始める野球部一同だが、そこでキャプテンの東先輩がランナーと激突して手首を傷めてしまう。 秋季大会には出られないとの診断結果に落胆する一同。 自分たちがキャプテンの穴を埋めようと気勢を上げる主人公だが、 その翌日にブルーと名乗る新たなヒーローが突如野球部に入部をする。 そして迎えた秋季大会。 レッドと、レッドと同様圧倒的な実力を見せ付けるブルーの力により順調に試合を進める 野球部の活躍を、主人公はベンチでじっと見つめていた。 だが、勝利目前と誰もが思ったその矢先、勝野先輩のとんでもない大エラーにより 野球部は逆転負けを喫してしまう。 翌日、勝野先輩は野球部にも学校にも姿を見せず、家にすら帰っていないとの連絡が入る。 心配する一同をよそに、監督はいいニュースもあると告げる。 それは、三人目のヒーローであるイエローの入部だった。 どんどんと増えていくヒーローたちに、主人公は一抹の不安を感じるのだった。 203 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 41 22 ID 8mQev3KX0 不安を抱えながら練習を繰り返していく主人公。 ある日、商店街に向かうと、ワルクロ団と名乗る怪しい一団が 福引きの景品を根こそぎ奪っていこうとしている姿を目撃する。 そこに現れたレッドは、ワルクロ団を颯爽と撃滅する。 事後、レッドからワルクロ団が犯罪組織であるということを告げられる主人公と湯田。 「折角ヒーローがいるんだから、福引の景品を盗むなんて スケールの小さい犯罪じゃなく、もっと大きな犯罪を働いて欲しいでやんす」 ワルクロ団に対する率直な感想を漏らす湯田と、それに同意する主人公。 そんな二人の様子を見て、レッドは呟く。 「……そういうものなのか」 福引の景品が盗まれたその後、宝石強盗事件、ダム爆破事件と ワルクロ団の起こす犯罪はどんどんとスケールが大きくなっていき、エスカレートする一方。 それを重く見たヒーローたちは、町内パトロールなど気合を入れてワルクロ団に立ち向かうことを誓う。 そんな彼らと危険な犯罪者集団と化したワルクロ団とのやり取りは、もはや別世界の出来事のようであった。 春になり、2年生に進級した主人公たち。 心機一転して野球に取り組もうと思った矢先、ブルーに練習の後片付けを命令される。 どうして自分でやらないのかとつっかかる主人公だが、練習時間や場所はは限られているから ベンチのお前よりも主力である自分が練習した方がチームの為になるとあっさり論破されてしまう。 事実、実力差は圧倒的であるので主人公は何も反論できず、片付けに向かった。 しばらく経ったある日、主人公は新しく入部した一年生の実力を調べておいたほうがいいのではないかと レッドに提案するがレッドはレギュラーポジションは自分たち二年生でいっぱいだから 一年生には練習の手伝いをさせると言ってのける。 それでは新戦力も育たないし進入部員のやる気も出ないと反論するが、レッドはここでも 新戦力は育てるものではなく勝手に出てくるものだから、やる気のない奴にはとっとと辞めてもらえばいいと断言する。 また、打撃マシンを独占し続けるイエローに抗議する部員達に対し「打線の要だから」との一言で議論を遮り 自分たちのサポートに徹させるレッド。 自分たちの目前の勝利しか考えていないヒーローたちに不信感を募らせる主人公たち。 そんな中迎えた夏季大会。 ヒーローの力で順調に勝ち進む花丸高校野球部だったが、三回戦開始直前に ワルクロ団による犯罪が起き、ヒーローたちはやむなくワルクロ団の鎮圧に向かう。 だが、主力であるヒーローたちを欠いてやる気をなくした監督のめちゃくちゃな采配により 試合はヒーローたちが戻ってくる前に3回コールド負けという無残な結果に終わり、 彼らの2回目の夏季大会は幕を閉じた。 204 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 42 35 ID 8mQev3KX0 夏季大会が終わり、引退を告げる先輩たちだが、東先輩はレッドがこれからの野球部の中心になると 明言しながらもキャプテンを誰も指名しなかった。 レッド以外のキャプテンが考えられない状況下で、そのようなことを行った東先輩の意図を推測する部員たち。 「東先輩は、レッドをキャプテンに指名したくなかったんじゃないですか? 彼は普通じゃないですし」 ふいに、野丸の口からそんな言葉が飛び出す。 正義のヒーローだから普通じゃないのは当たり前と苦笑する主人公たちに、そこが怪しいと彼は続ける。 「敵から正体を隠して、一般の生徒のふりをするのが普通でしょう? ヒーローの格好のまま学校に来て正体を隠して授業を受けるなんて、普通と全く逆じゃないですか」 その言葉に思うところがあった主人公は、彼らの素性について監督に相談(*1)するが 彼はヒーロー抜きで試合に勝てるのかと主人公の疑問を一蹴する。 「多少怪しくたっていいじゃないか。俺たちを甲子園に連れて行ってくれるかもしれない連中なんだぞ 多少のことは大目に見ないとな」 「で、でも監督! そういう問題じゃ……」 「そういう問題なんだよ! 何なら、お前がレッドの代わりになってくれるか? 無理だろ? だったら黙ってろ。 もし、よそでレッドたちの悪口を言うつもりなら、お前のほうに野球部から出て行ってもらうからな!」 そう宣告された主人公にもはや反論する術はなく、肩を落として職員室を後にするのだった(*2)。 その後、すっかりヒーローが中心となった野球部。 だが、その発言力が圧倒的な実力差から来ていると考えた主人公は 実力差さえ埋められれば何とかなるんじゃないかと部員たちに河原での追加練習を提案する。 練習量の増加に始めは乗り気でなかった部員たちだったが、実力差からこの状況はやむなしと考える部員たちも やはりヒーローたちの引き立て役で終わるのは悔しいというのは共通した認識のようで、 結局は河原で練習を行うことになった。 そして、河原に向かうとヒーローたちに自身の製作した怪人量産マシーンを盗まれたと言う怪しい老人“黒野鉄斉”と出会う。 野球部員ならどうして学校で練習しないのかと当たり前の疑問を投げかける彼に、 主人公は野球部はヒーローに乗っ取られたからと答える。 すると、黒野は主人公たちをヒーローの敵である同士と認める。 そのテンションに少し引き気味の主人公たちが自分たちは野球が上手くなりたいだけだからと告げると、 黒野は翌日勢いで製作した怪しい特訓マシーンの数々を河原に持ってくる。 凡人には天才の発明が理解できないのは仕方ないが、とりあえず騙されたつもりで使ってみろと告げる黒野に 主人公たちは一抹の不安を感じながらそれを使った特訓を開始するのだった。 夏休みも終わりに近づく頃、下校途中の主人公に突如トラックが突っ込んでくる。 間一髪でそれを避けた主人公は、トラックの中から黒い姿のヒーローが出てくるのを目撃する。 奴が運転して自分を轢き殺そうとしたのではないかといぶかしむ主人公。 その翌日、あの黒いヒーローはどう考えてもレッドたちの仲間だと主人公が考えているところへ “黒打ブラック”と名乗る転校生が転校してくる。 何度目かの転校生に教室が沸く中、彼は考え事をしている主人公をじっと見つめているのだった。 特訓を繰り返しながらも迎える秋季大会。 ここでもやはりヒーローたちの圧倒的な力が目立ち、野球部の話題はほぼ全てがヒーローたちを占める状況に至っていた。 そんな中でも腐らずに順調に勝ち進む花丸高校野球部だが、三回戦時、視察に来ていた教育委員会の運営委員から ヒーローたちの格好について文句が入る。 マスクを取れと強行に迫る彼に対し、ヒーローたちはマスクは絶対に脱げないと要求を突っぱねる。 それを見た監督は迷わず試合を放棄し、彼らの秋季大会は終わりを告げた。 その夜、ヒーローたちの格好についてぼやきながら帰路に着く運営委員をワルクロ団が襲い その後に規約が改正され、試合中のマスク着用が正式に認められることとなった。 205 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 47 15 ID 8mQev3KX0 そして、ヒーローたちを打倒すべく河原で練習を重ね(*3) 黒野の怪しいマシンの効果かどうかは解らないが、めきめきと実力をつけていく主人公たち。 その裏で、本来は敵対関係にあるはずのレッドとワルドスがなぜかワルクロ団の本拠地で密会を行っていた。 レッドの指示どおり全ワルクロ団員をホールに集めたと告げるワルドスに、 レッドは前回の夏季大会ではワルクロ団のせいで自分達が試合を抜けなくてはならなくなったという前例を踏まえてか、 もうすぐ夏季大会だから余計なことはするなと釘を刺す。 結果的に自分たちに金品を提供してくれる仲間の頼みを断る訳がないとワルドスは答えるが レッドはこちらはもっとドライな関係だと思っていたと返す。 その直後、ホール方面から激しい物音が響いてくる。 突然のことに戸惑うワルドスに、レッドは告げる 「もう、君たちのような目に見える悪役は必要ないんだ。 最後は、ここで本物の悪役らしくオレたちに倒されてくれ」 呆然とするワルドスを尻目に、ホールの連中は全て片付けたとブルーが報告を入れる。 それを聞いたワルドスは這う這うの体で抜け穴から逃げ出そうとし(*4)、レッドはそれを追跡する。 だが、全ては主人公たちの与り知らぬところで行われている出来事であった。 そして、時は過ぎ、高校生活最後の野球大会である三度目の夏季大会を迎える。 だが、部員たちがどれだけ力をつけようと、事ここに至れば注目されるのはもはやヒーローのみになっていた。 全てにおいて無視同然の扱いを受けるという、大会前、大会中のあまりの扱いの低さに ヒーローを追い出そうと提案する部員も出るが、主人公はぐっとそれを堪え、機会を伺おうと窘める。 そして、順調に勝ち上がった末に地方予選の決勝戦にも勝ち甲子園出場を決めた一同だが 素直に喜べないという思いだけがどんどんと膨れ上がっていった。 翌日、河原でちょっと練習していこうとした主人公は、逃げ出してきたワルドスと偶然に鉢合わせする。 彼を捕らえようとする主人公にワルドスは抵抗するが、主人公もまた ヒーローに利用されている人間の一人だと知ったワルドスの口から、主人公は思いがけない事実を聞かされる。 黒野の下から盗み出した怪人量産マシーンを使って団員たちを集め、ワルクロ団を設立したはヒーローたちであること。 ヒーローとワルクロ団の関係は、ワルクロ団が事件を起こし、ヒーローがそれを鎮圧するどさくさにまぎれて 金品を奪うことでヒーローは名声、ワルクロ団は金品を手に入れるという 出来レースでマッチポンプでやらせの関係であったこと。 ワルクロ団を全て始末しても騒ぎになっていないことから、ヒーローは警察やマスコミとも何かしらのコネを持っていて、 それを最大限に利用して自分たちのイメージを作っているということを。 「まあ、用済みになった後であいつらに処分されないようにせいぜい気をつけるんだな!」 捨て台詞を残し、去っていくワルドス。 一人残された主人公は、あまりの事実に思わず呟く。 「なんてことだ……」 206 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 47 55 ID 8mQev3KX0 そのまた翌日、レッドたちがいないことを見計らって仲間に昨日の事実を告げる主人公。 その事実に驚愕する仲間に、主人公はレッドたちを野球部から追い出すことを提案する(*5)。 素直に言うことを聞くとも思えないし、まともに戦ってもまず勝てないという仲間たちに 主人公は一見完璧なレッドたちが野球の練習をするのは、自分たちに野球において欠けている部分があると自覚しており、 また、何かしらの事情があって野球に執着しているからという推測を根拠に 彼らがまず断らないであろう野球での勝負申し込みを行い、こちらが勝ったら出て行ってもらおうと提案する。 受けてくれなかったら口封じをされるかもしれないという湯田の不安を これまでの努力を無駄にしていいのかという言葉で押し切り、彼らヒーローたちに勝負の申し込みを行う。 レッドは自分たちが勝ったら主人公たちが野球部から出て行くという条件を加え、勝負を受けて立った(*6)。 そして、彼らは勝った。 最後の手段として実力行使を行おうとするイエローに、レッドは告げる。 「もう彼らはオレたちを必要とはしていない。ひとつの答えが出たんだ」 自分たちを凌駕するほどに強くなっていた部員たちを称えるレッド。 最後まで解らずじまいの正体を問いただす主人公に、レッドは答える。 「さあな。正義の味方、ではなかったようだが」 そして、彼らはまるで最初からそこにいなかったかのように消えていった。 翌日、ヒーローたちが消えたという事実に言葉を失う監督を見たりしつつも、 主人公はたまたま出あった黒野に自身の疑念をぶつける。 レッドたちヒーローが悪だと考えたから自分たちは野球で彼らを追い出したが 彼らの存在によって弱小だった自分たちは強くなり、甲子園に行けるようになった部分があるのもまた事実なら 自分たちのやったことは果たして正義だったのか、悪だったのかと。 黒野は答える。 「悪の反対は善、善の反対は悪じゃ。正義の反対は、別の“正義”あるいは“慈悲・寛容”なんじゃよ 正義とは、人の従わねばならん道理を言う。正義を行うとなれば、道理を守らせることにもなる。 それは必要なことじゃが、問題は道理が一つでないことじゃ。 “殺すな・奪うな”までは殆どの思想で共通じゃが、その先はバラバラじゃ “男女は平等”かもしれんし、“女性は守るべきもの”かもしれん “どんな命令にも従う”が正義なら、“悪い命令に逆らう”のもまた正義。 結局、みんな正しいんじゃよ。 道理に関する限り、正しいことは一つとは限らないんじゃ じゃが、それでは困るから“法”がある。なにをしていかんかの約束じゃ。 ……これも正しいとは限らんがね。 じゃから、結局のところはその時々で何が正しいのかよく考える必要があるじゃろうな。 結局のところ、みんなにとって最も良いことを探して選択するのが“善”なんじゃろう。 じゃから、正義が善とは限らん。ともすれば、自分の信じる道理を他人に押し付けることになるからな」 「……よくわかりません」 「じゃあ、最初の質問に戻ろう。 やらなきゃならんと思ったからやったんじゃろう? 本当にそれが正しかったのか、最善のやり方だったのか、ときどき反省してみるんじゃな。 いずれ、自分で納得できる時が来る」 「……はぁ。じゃあ、悪って何なんです?」 「一般的な定義から言うと、世の中のルールを破って他に迷惑をかける行為じゃな」 「でも、博士は“悪”なんですよね? どうしてわざわざそんなものをやってるんですか?」 「わははは、一般的と言ったじゃろ? ワシにとって、悪はロマンなんじゃよ。ロマン。わかるか? ルールにとらわれないことじゃ! 希望、生命力、突破点、新しいもの。幸せになりたいという欲望! 昔は、“科学”も“自由”も“人権”も“平等”もみーんな“世の中の平和をみだす悪”じゃったんじゃよ」 「まさか!」 「なーに、ちょこっと歴史の本を読めばわかることじゃよ それじゃあな、少年! 若いうちは悩んでおけよ!」 そして、黒野は去る。 残された主人公は、自分の行った行為の意味を考えながら甲子園へ向けて気合を入れるのだった。 207 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 50 25 ID 8mQev3KX0 そして迎えた甲子園。 ヒーローたちが消えたということは既にあちこちに広まっており、下評馬では評価は最悪、 対戦相手には当然見下され、ヒーローを失った監督もまるでやる気がなく、誰の目からも不利は明らかだった。 だが、超人的な身体能力を持つヒーローたちを下した実力を持つ花丸高校野球部員は、そんな評価をものともせず 順調に勝ち上がっていき、ついには念願の甲子園優勝をも果たすのだった。 真紅の優勝旗を手に、意気揚々と凱旋を果たす花丸高校野球部。 だが、謎の爆発と共に彼らを出迎えたのは、試合に負けて消えたはずのヒーローたちであった。 大会中に発せられた“試合に勝ちたい”という強烈な想いと 願いが達成されたことによる感情の爆発が自分たちを呼び戻し、復活させた主張するレッド。 そして、主人公たちを倒せば自分たちの存在がこの世界に安定すると野球部員に襲い掛かろうとする。 絶体絶命の大ピンチだが、その時遠くから地鳴りのような音と地響きを立てながら 学校の反対側から巨大な何かが近づいてきた。 振り返ると、そこには巨大なガンダーロボ(*7)。操縦するは製作者でもあるマッドサイエンティスト、黒野。 “こんなこともあろうかと”ロボを開発しておいたと告げる彼に主人公は助かったと喜ぶが 黒野はヒーローたちは主人公たちの願望から生まれたのなら自分の手で始末しなくてはならないと 主人公へ操縦装置を投げてよこすとさっさと逃げていった。 ともあれ、ガンダーロボに搭乗した主人公は、激闘の末にヒーローたちを再び下し完全勝利を果たす。 断末魔を残しながら消えていくヒーローたち。 だが、レッドだけは妙にあっさりとしていた。 その理由を問いただす主人公に、レッドは答える。 「この2年間、ずっと考えてきた。なぜ、オレたちのような者が必要なのだろうと。 そして、今日、結論が出た。 おそらく、これが正しい結末なのだ」 「どういうことだ?」 「単に甲子園に行きたいという願いをかなえただけならお、お前たちが満足たされることはない。 願いの代償として、オレたちを越えなければならなかったのだ」 「……!」 「願い事をかなえるために召喚されてきた者は数あれど、俺のように満足して退場していける者は少ない。さらばだ」 そして、ヒーローたちは消えていった。 オーバーヒートしたガンダーロボの爆発を置き土産に。 208 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 52 07 ID 8mQev3KX0 数ヵ月後。 チームメイト以外がヒーローのことを最初からいなかったように忘れている世界。 主人公は、見事ドラフト上位指名をされていた。 そこへ、父親がインタビューされたときのための話のネタを探していたら面白いものが見つかったと 主人公が小さな頃に描いたクレヨン画が描画された一冊のスケッチブックを手にやってくる。 主人公はそれを受け取ると、懐かしさ混じりにそれを開く。 そして、目を丸くした。 そこに描かれていたのは、紛れもなくレッドそのものであったから。 「たしか、これは24色のクレヨンを買ってやったら喜んで描いたんだよな。変身ヒーローたちの絵をさ」 懐かしそうに父親が漏らす横で、主人公は次々にスケッチブックのページをめくっていく そこには、よく見知った顔が矢継ぎ早に現れていった。 ブルー、ブラック、イエロー、ピンク───。 微妙にデザインが違っていたことを褒める父親を尻目に、主人公は黒野のもとへと向かう。 当然のごとく黒野もヒーローの存在を忘れていたが、主人公はある言葉で黒野にヒーローの存在を信じ込ませる。 そして、全ての説明を受けた黒野に、主人公は相談する。 「……で、これってやっぱり俺がレッドたちを呼び出したってことなんでしょうか」 単に主人公の記憶を基にかりそめの姿を作っただけかもしれないと指摘する黒野に、 主人公は結局連中の正体は謎のままかと落胆する。 そんな主人公に、黒野は声をかける。 「じゃが、動機はわかる。 お前さんの過去の記憶に影響されたんなら、お前さんたちの願い事をかなえに出てきたんじゃろう。 じゃが、連中は姿形が正義の味方じゃったから、正義の味方として行動することを期待されるようになった。 まあ、周囲からの期待に振り回された哀れな連中じゃったのかもしれんな」 「でも、やっていたことはあんまり正義じゃなかったような」 「正義派、本質的に妥協を禁じる。 じゃから、善悪の判断が不安定な者がとにかく正義を行おうとすれば自分に逆らうものはすべて排除するという行動に行き着く あるいは、同じ価値観に洗脳するか」 「……とんでもない話ですね。 やれやれ、そんな連中がいなくなって一安心ですよ」 会話が一段楽したところで、遠くから湯田の呼ぶ声が聞こえる。もうすぐ取材が始まると。 そして、皆に急き立てられ、また、祝福されながら記者会見場に向かう主人公。 こうして、彼の高校生活は最高の結末を迎えた。 殆どの人間が覚えていない、奇妙な事件。 年月を重ねれば、彼もまたその事件の細かい部分は忘れてしまうかもしれない。 だが、レッドたちがいなければ、 そして、彼らを倒そうという努力がなければ、 花丸高校の日本一という事件だけは決して起こらなかった。 どれだけ月日が経とうとも、その事実だけは彼の中から決して失われることはないだろう。 「ありがとう、レッド……」 209 :パワプロクンポケット7:2006/12/23(土) 05 55 03 ID 8mQev3KX0 以上。 黒野の説教がちょっと長くてくどいが、これはヒーロー戦と並ぶヒーロー編の肝なんでご容赦願いたい。 以下、余談。 ・その存在特性上、ヒーローたちには基本的に中身がない。中身のある人も僅かにいるが、そいつは紛れもないイレギュラー。 ・ヒーローたちは消えたと書いたが、実は8の表でピンクとオレンジに生存確認がなされている。 ・9の表“さすらいのナイスガイ編”は、物凄く大まかに書くと主人公がこの話のヒーロー側になったストーリー。 以下、補足。 *1:本村に相談することも可能。そのときは仲間を信用しないなんてよくないよという趣旨のことを言われる。 誰にも相談しないことも可能だが、その場合はヒーローたちに不戦敗を喫することになる。 *2:この後、監督はマネージャーに依頼してレッドを職員室に呼びつける。 そこで交わされる会話の内容は不明だが、恐らくは主人公がレッドのことを探っているとでも忠告したものと思われる。 *3:河原で練習しなくてもヒーロー達に挑戦することは一応可能。難易度がかなり上がるが。 なお、この間にブラックが主人公の家に侵入するという定期イベントがあるが、重要なものではないので文中では割愛。 *4:逃げ出すことができずに始末される展開ももちろんある。その場合はもちろんヒーローへの挑戦不可能。 なお、ヒーローとワルクロ団の関係は某彼女からも聞き出すことが可能だが、ワルドスが始末されてる場合は聞き出せない フラグ管理の都合上なのだろうが、個人的にはなんか納得いかない。 *5:あの場で追い出すことを提案すると、後で追い出すことを提案したときに仲間からひがみととられて相手にしてもらえない ついでに、仲間評価が低い場合は事実を説明してもあっさりと黙殺される。 *6:色々と分岐が多い部分。 条件次第でヒーローのエネルギー源であるラッキョウを買い占めてパワーダウンさせたり、卒業した東先輩が特別試合と いうことで助けに来たり、某彼女がいると条件がさらに不利になったり色々状況変化が起こります。 いずれにせよ、まともにやると難しいこの試合だが、こんなときに限って実力者の黒打君は試合に来てくれません。 ちなみに、この試合で負けた場合に見ることが可能なバッドエンディングはある意味必見。 *7:こちらのシリーズが出元だが、現在はパワプロシリーズでもおなじみのロボ。 材質は恐らくガンダリウム合金か超合金と思われる。裏では、矢部一族の一人である亀田の愛機と化している。 210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 08 41 18 ID MQBEIa3mO 乙です。 野球ゲームのくせに、なんかそのへんのRPGよりよっぽどストーリー性高いな。 209のオレンジって 201の重要人物紹介に載ってないが、重要じゃない奴なの? しかしレッドブルーイエローブラックピンクオレンジだと6人になっちゃうな あと、よければ 201の「芹沢真央」の「真の恐ろしさ」も気になるので説明キボン 211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 08 45 16 ID WAuRsc9a0 パワポケの人お疲れ。9からやってみたんだけど表サクセスの主人公にそういう設定があったのか… なんか彼女別でもストーリーは変化しなさそうだけど、できれば彼女別のシナリオの違いも見たいものです。 212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 09 49 02 ID lZpMVgJt0 *6で言ってるバッドエンドはヤヴァすぎてシャレにならん。 213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 09 55 15 ID 2Txt/HWs0 いや、必見とか言わないで、そういうのまで解説するスレじゃないか? 214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 10 02 51 ID MQBEIa3mO 俺もその必見のバッドエンドとやらは気になる 215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 10 14 12 ID vTZcQ2R/0 バッドエンドのひどさは散々ネタにされたからなぁ 216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 10 34 23 ID DkszAt+60 適当にググったけど、ヒーローに洗脳されて野球するだけの人になるっぽい。 その時の絵が怖いとか何とか。 224 :パワポケ7の人:2006/12/25(月) 00 34 19 ID BYs9HYrw0 210 オレンジは全く重要キャラじゃない。ていうか、7ではすぐ消える勝野先輩の方がはるかに台詞が多い。 本文中にもあるが、ヒーローは24色クレヨンで書かれたものなので24人いる。8では都合上2人増えているが。 芹沢の真の恐ろしさは、真のエンディングとでも言うべきエンディングを見るためには色々条件があり、 中でも特定の条件フラグが立つ確率が低く、それが立ったかの確認も攻略本無しでは極めて困難であること。 紹介文中の台詞はそれを確認する手段。 211 今のところは用意してないし、書く気もあまりない。 本作では4の天本や6の木岡、8の白瀬みたいに本筋に思いっきり絡んでくる彼女キャラがいないから。 まあ、気が向けば投下する。 213 俺個人としては、ここはあくまでもストーリーの根幹を重点的に説明するスレと 解釈してるので、そのように取り扱っただけではある。 まあ、俺がストーリー書いてるのはパワポケを殆ど知らない奴に興味持ってもらうための 布教活動の一環って部分もあるので、枝葉のイベントについて書かないのは そこら辺を実際にプレイして確認させるため、つまりパワポケを手にとって プレイしてもらうための戦略ではあるし、何より俺自身が面倒くさい。 そもそも、このスレはある意味書いたもの勝ちのスレだから、枝葉が必要なら自分で調べるなり プレイするなりして追加しろとしか言えんな。後から要求されればとりあえず書くけど。 大まかな内容は 216の通りだ。 222 とりあえず、はいで頼む。 以上、多段レス失礼。 225 :パワポケ7の人:2006/12/25(月) 01 34 17 ID BYs9HYrw0 まあ、これだけでは単なるスレ汚しなので裏である大正編も書いておく。 本編は表であるヒーロー編以上に単発イベントの数珠繋ぎによりストーリーが構成されている面が強く ストーリーラインの根幹を成す線がかなり細めなので、俺が書くとあっさりしたものになるということを あらかじめご了承願いたい。 226 :パワプロクンポケット7 大正冒険危憚編:2006/12/25(月) 01 36 04 ID BYs9HYrw0 パワプロクンポケット7 大正冒険危憚編: 時は大正。日本が夢と希望に満ち溢れていた時代。 世界を又にかける探偵兼冒険野郎である主人公は、世界各地の遺跡を調査しまわる父親が 借金を繰り返すせいで、一万円(作中の注釈にしたがって現代円にレート変換すると五千万円)という 極めて高額な借金を背負わされてしまう。 高額な借金にも関わらず返済期日は二百日後に迫っており、もはやあまり猶予はない状況である。 そこで、主人公は野球人形という野球を行うための特殊なからくり人形のコンテストに出場し 優勝することで高額賞金を手に入れ、借金を返済しようと当て込む。 しかし、父親顔負けの冒険野郎である主人公もまた度々国内外での冒険を繰り返すため金がなく 現在は野球人形の部品を買う資金はおろか、出稼ぎ旅行のための資金すらも付きかけている有様であった。 それを相棒である行商人の湯田に窘められていると、ノックを叩く音が聞こえてきた。 扉を開くと、そこには羽振りのよさそうな中年男性付き添いの刑事の姿が。 和桐商店の会長和桐と名乗った中年男性は、自分の所有していたダイヤが盗賊に盗まれたので取り返して欲しいと依頼する。 二百円という高額の報酬に釣られた主人公と湯打は、勢い勇んでその盗賊が立てこもる屋敷へと足を向ける。 堅牢な機械兵士で厳重に警備された屋敷を突き進んで行く主人公は、奥で盗賊と対峙する。 主人公は、ダイヤを盗んだのは“我威亜党”なる組織の目的を達成するため、主力となる機械兵士を警官隊と戦わせ 性能テストを行うためでしか過ぎないと語る盗賊を撃滅し 彼を取り逃がしてしまうものの 目的であったダイヤを奪還することには成功する。 事後、話の流れで和桐が主人公の後援者となることを申し出てきたのを、主人公は快諾する。 大商人の和桐を後援者につけ、冒険に出向くための資金繰りに関して当面の目処が立ったる主人公は 事情を話して借金を返してもらおうという湯田の提案をそれはいつでも可能だと却下する。 主人公は、不承不承ながらも彼の提案を受け入れた湯田から資金を稼ぐ為の冒険のネタを仕入れようと提案され、 自力で借金返済資金を稼ぐ為、ネタ集めに冒険にとに奔走する日々が始まったのだった。 一方その頃、盗賊は我威亜党の本部に帰還していた。 帝都東京を壊滅させ首都を京都へと戻そうと画策する紛れもない反体制組織である彼らは、主人公の行く先々に 明として暗として関わってくることになるのだった。 せわしない冒険の日々は、めまぐるしく過ぎていく。 数々の冒険をこなし、多くの金銭と野球人形の部品、そして各々の意は違えど主人公と共に歩んでくれる 多くの仲間を手に入れた彼は見事野球人形コンテストに優勝し、手持ちの資金と合わせて借金を完済することが 可能となり、あとは返済期日を待つだけであった。 だが、迎えた返済期日。帝都を、突如として未曾有の大地震が襲った。 突然のことに混乱する帝都の人間たち。主人公たちも例外ではなかった。 そんな彼らの耳に、我威亜党の戦闘員や怪人が大挙して帝都を襲撃しているという知らせが入る。 この地震が我威亜党によって引き起こされたものであると推測した主人公は、仲間たちを引き連れ 現れた我威亜党の幹部や党首である亀田、さらには予測不可能的に現れた帝都に眠る穢れ神をも撃滅し 帝都の平和をも守ることに成功したのだった。 昭和冒険編 ~狙われた黄金像~ (8裏)に続く。 骨子だけ抜き出すとこんな感じ。 ちなみに、野球人形コンテストを一切無視して自力で現金一万円を稼ぐことも十分可能。 227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/25(月) 03 25 21 ID prVVuZOJO 修正 危→奇 狙われた→呪われた
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3144.html
パワプロクンポケット9 概要 ストーリー 評価点 ゲームシステム 各サクセス 賛否両論点 問題点 総評 余談 パワプロクンポケット9 【ぱわぷろくんぽけっときゅう/ないん】 ジャンル 野球バラエティ 対応機種 ニンテンドーDS メディア 512MbitDSカード 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 コナミデジタルエンタテインメント(パワプロプロダクション) 発売日 2006年12月7日 定価 5,229円 判定 良作 ポイント 野球バラエティにふさわしい一作クリア条件は易しめだが投手が弱いチームなのでコツは要るDSパワポケでは珍しく一作で完結するシナリオ パワプロクンポケットシリーズリンク 概要 本家とは似ても似つかないシナリオや彼女、サクセスで人気を集めてきたパワプロクンポケットシリーズの10作目(外伝のダッシュは含み、リメイクの『1・2』を除いてカウント)。 キャッチコピーは「こんなゲームがあったのか!!」。『8』からジャンルが「野球バラエティ」となったが、パッケージ裏では「男が街を救う」「RPG」「少森寺の修行」の3サクセスに加えて「格闘ゲーム」や「レース」をイメージしたミニゲームなどせわしない紹介になっている。 どれをとっても普通に野球をしていない。だが普通ではなくても野球をしている。実に「野球バラエティ」と呼ぶにふさわしい一作となっている。 ストーリー 『さすらいのナイスガイ編』(表サクセス)遠前町にあるブギウギ商店街。かつてお客で賑わっていたブギウギ商店街は、突然駅前に現れた大型外資系スーパー・ジャジメントスーパーによって客を取られ、多くの店のシャッターが閉る寂れた商店街となっていた。商店街の自慢だった野球チーム・ブギウギビクトリーズも連戦連敗。商店街の人々の士気は徐々に消えようとしていた。風来坊として各地を旅する主人公は偶然この街に立ち寄ったとき、元プロの選手を使ってまで商店街を潰そうとするジャジメントのやりかたに違和感を覚え、ブギウギビクトリーズに助っ人として入団し、商店街の復興に協力していくこととなる。しかし敵側に同じく風来坊の椿が手を貸す。彼は主人公のかつての相方で今は宿敵という因縁のある人物であった。商店街とスーパーの抗争、そして主人公と椿との対決は更にヒートアップしていく。 『スペースキャプテン編』(裏サクセス) 宇宙最強の『帝国』に立ち向かう、スペースオペラRPG。主人公は規定日数までにワクチンと仲間を集め『帝国』の侵略に備える。 『少森寺編』(ミニサクセス) 主人公は夏休みに少森寺(しょうしんじ)に入門してしまう。そこでの訓練は野球にどう役立つのか。元は体験版用に配信されていたミニサクセスだが登場人物の一人の「寺門」が『ナイスガイ編』の仲間キャラとして登場する。 評価点 ゲームシステム サクセスが遊びやすくなった 難易度選択やカード野球でのプレイが可能となり、試合前に能力アップを実行するインターミッションが組み込まれた。 サクセス時のキャラメイク時にオートで勝手に名前が付けられるシステムが追加された。 投手は最初に変化球の方向を選べるようになった。 アクション野球もある程度進化している 今まで微妙だった野球パートが改善され、旧作に比べるとまともに遊べるようになった。 この流れは続き、次作『10』では試合が3Dになるなど更に進化。ほぼ本家と差がなくなっている。 打者が打った瞬間、どの守備位置に打球が飛んでいくかが表示される「かけ声」が追加。このシステムは後に本家『パワプロ』シリーズに逆輸入される。 打球が飛びやすくなる「バンザイ」が登場。 ミートカーソルの形が『パワポケ甲子園』のような楕円になった。 『パワポケダッシュ』で起用された「カード野球」が逆輸入。 アクション野球が苦手な人でも遊びやすくなった。このシステムは『12』までサブで入れられる事となる。 各サクセス 『ナイスガイ編』は往年の日本映画風ヒーローモノを意識しており、本筋は昭和の下町風な人情ドラマが展開される。 ストーリーが今作だけできちんと完結する 。佐和田監督やカニ怪人のように『7』からの再登場キャラや『8』のキャラと関わりを持つ武美や城田といった人物も居るが、基本的には1作だけで完結したストーリーを展開している。 敵のスーパーである「ジャジメント」は『10』以降の裏社会編で深く関わり賛否両論だが、本作のジャジメントスーパーは裏社会の要素があまりなく敵キャラの支店長も「思い込みの激しさから商店街に嫌がらせを仕掛け、野球勝負の敗北でやけっぱちになり暴走する」というだけの人物である。 「流れ者の風来坊」である主人公は精神年齢の高いカッコよさと、傍目から見ると女性の家に転がり込む住所不特定者のヒモにしか見えないマヌケな所を併せ持つ。普通ではない設定ではあるが野球への情熱は本物。 『7』の後日談的な面もあり、単体でも問題ないがこちらをプレイしているとより楽しめる。特に「助っ人がバッティングマシーンを独占して元居たメンバーと溝を深める」「元居たメンバーがひそかに特訓をして助っ人チームに紅白試合を挑む」などの流れは『7』を逆から見た視点にも見える。 それでいて『7』の時に果たせなかった「助っ人組と元のメンバーの対立を通した和解と団結」も本作では果たしており、マイルドになりつつも人情ドラマとしての側面が強まっている。 また本作の主人公とライバルの椿は姿こそ違うが『7』のある登場人物という説がある。詳しくは余談の項参照。 その事を踏まえてみると色々と意味深な描写も多い。またシナリオの印象もかなり変わってくる。 彼女シナリオは好評。当初の主人公は野宿をしているが、その状態だとゲリや栄養失調などバッドステータスになりやすいので女性キャラと交流をして家に転がり込むヒモとなる事が攻略のカギを握る。 広川武美は得られる能力は平凡であるものの流れ者の主人公に当初から好意的で序盤から居候しやすく攻略しやすい。『8』のサイボーグ同盟と関わりがある人物でファンからの人気も高い。 神田奈津姫は本作のメガネポジションの「カンタ」の母親でカレー屋をしている未亡人。武美と共に攻略しなくてもある程度は本筋に関わるが、パワポケポイントを使って隠し彼女を出すと攻略可能。商店街の情報がスーパーに何故筒抜けだったのか真相が分かる。 温水ちよは劇団員の少女。劇団員の恋愛を交えたドロドロのドラマが展開される。 霧生夏菜はレストランで働いている少女で当初主人公を浮浪者のオッサンとして呼ぶが親しくなっていく。父親が考古学者でありながら「8」に登場した雪白家に仕える暗殺者の裏切り者であり、野球の仲間キャラになる「城田」がカギを握る。 山下貴子は道端であった女子高生。米屋の父親と二人暮らしをしている。だがその正体はパワポケお馴染みの幽霊ヒロイン。 野崎維織は喫茶店に流れ込んできた主人公を餌付けするいつも本を読んでいる無口な女性。博多氏による「緑髪伝説」の一人。BADエンドを見た後に彼女の抱える重責を知る事が出来る。 夏目准は維織が通ってる喫茶店で働くメイド。腹黒で維織のヒモになっている主人公に嫌味を言うが好意は持っている模様。どちらかというと博多氏の緑髪キャラにありがちな漫才要員で人気も高いが攻略不可能。 なお後の作品の「しつもんコ~ナ~」では「准が攻略できないのはバグですか?」という質問があり、攻略不可能なヒロインが居る事をバグと呼ぶネタが生まれた。なお「緑髪ヒロインのお供キャラ」で攻略可能になったのは『13』に登場した川田ゆらり(緑髪娘「あさみ」の親友だが彼女のルートも存在する。実は維織の腹違いの妹)まで待つ事となる。 『14』では准は一応攻略キャラになっているのだが、相手は小学生でシナリオの流れも恋愛感情というよりも「野球少年を見守るお姉さん」という関係性で終わっている。 本筋は基本爽やかなシナリオだが、彼女キャラのBADエンドは重々しいものが多い。 悔し涙も流せず爆死、暗殺、悪徳プロデューサーに枕営業をして遠い世界へ行ってしまう残酷な結末、遠くない別れに目を背けかりそめの幸福の日々を過ごす、など。 その分、GOODエンドでは主人公とヒロインが共に「幸せ」になる結末も確かにある。 余談だが『7』である人物が押し付けていた間違った「しあわせ」とは真逆の性質のものである。武美と維織のGOODエンドは特に「別の道を行くことがあってもお互いに好きでいられる」という側面が強調されている。 仲間キャラも「面白変人」が多く憎めない。 『少森寺編』からのゲストキャラでトラブルメーカーの「寺門」、『7』でヒーローに改造された「カニ怪人」、『8』の彼女キャラの雪白冬子の専属コックとして彼女を溺愛する「城田」、准に惚れ込む自称新世界の神である「電視」、公園で寝ている主人公の前に現れる顔が怖い「野ピエロ」、甲子園出場者で実力がありながら陸で泳ぐ「水間」、主人公の知人である胡散臭い「白」、過去に犯した罪で彷徨っている「ムシャ」など。 ミニゲームもバランスがいいとはいえないが『大乱闘スマッシュブラザーズ』を彷彿させる対戦アクション、「ブギウギ商店街」をダチョウに乗って駆け回るレースなど純粋に遊んでて面白いモノがある。 完全クリアにミニゲーム攻略が必須だった『8』ほど難易度が高いわけでもなく、サクセス中に失敗しても能力が下がるリスクの代わりに再挑戦出来たりするので親切とさが増している。 『スペースキャプテン』編は『スター・ウォーズ』を初めとしたSF映画のノリ。 仲間キャラのイベントが濃く、それぞれの星の政治や貿易にちなんだイベントの世界観が風刺が効いていて素晴らしい。 寄生生物に憑依されている実験生物の「シルバー(『8』の白瀬)」と彼女とコンビを組むロボット「ブラック」、サイボーグとして正義の味方を行う「ピンク」、連邦への革命テロを行う過激派で通常EDでは子供もろとも射殺される「ヘルガ」と金で雇われる傭兵ながらヘルガと組むと彼女に惚れて救おうとする「ブラッド(『5』の小杉)」、賞金稼ぎの「トウコ」と彼女の兄でシスコンながらやはり連邦に恨みのある賞金首「ハルツグ」、面白い事を探して主人公にくっついてくる「リコ」、役立たずながら最後まで連れて行くとキャプテンになる「ヒラヤマ」など。 そして「オニザメ」兄貴が濃いキャラとして仲間になる。表以上に「ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ(み~みみみみ~)」を自重しておらず、主人公を襲ってやる気を削いだり他の男仲間キャラに妖しい視線を送ったりする。 悪役側となる「宇宙連邦」にも濃いキャラが多く、巧みな謀略で主人公を幾度となく追い詰める副官の「ソネムラ」、正義感ある理想主義者だが黒幕に利用されてしまう「大統領」など。 宇宙連邦のボスは裏サクセスでもおなじみの「カメダ」だが、本作では大統領の後ろ盾を理由に様々な悪行の限りを尽くしており、この作品以降の凋落ぶりを考えると、名実ともに彼の最盛期といえる。 またGBAからの再登場キャラも多く、DS用にドットが打ち直されているのは新鮮。 またRPGパートだけでなく3DSTGのパートもある。 なお『スペースキャプテン』編は裏サクセスでは珍しく最後の重要な局面でイベントオンリーとはいえ「野球」が絡んでくる珍しいシナリオである。 『少森寺編』は元々は体験版としてイベントで配信されたミニサクセス。 メガネや妨害キャラは登場するが女性キャラは殆ど出ない。 あくまで「普通じゃないやり方で野球選手を育成する」というパワポケのノリを体験するためのサクセスなのでストーリー性は薄い。 だが条件を満たして最終日に行うボスラッシュのミニゲームはBGMもあって中々熱い。クリアすると大きな経験点が得られる。 短期間で終わるため「パワポケポイント」を稼ぐのに有用なサクセス。 賛否両論点 野球パートはかなり打高で、やり方によってはパワーGでもホームランが打てる。投手育成時には苦戦することも。 とはいえ強振だと外野フライが頻発する事も多い。操作に慣れていない場合、パワーの高い選手はミート打ちが安定。 これでも野球として色々とおかしい『7』『8』よりは安定しているが。 他作品との繋がりがあくまで匂わせるだけのため、人によっては「外伝っぽい」「地味」という意見もある。 但し『11』以降が連作になりハードルが高くなっていることを考えると、一話完結の今作は新規プレーヤーへかなりオススメ出来る作品であるといえる。 問題点 サクセスは仲間にするキャラが多いほど有利になるが、投手キャラの有無でかなり難易度が変わってくる。 本作の主人公チーム「ビクトリーズ」は助っ人を含めて強打者が多いのだが、専門投手は木川・水間・電子の3名しか居ない。 木川はイベントを進めるとパワーアップするが、反乱イベント前にこれを行うと反乱時に強化された状態で敵に回ってしまう。そのため時期次第ではかえって罠となる。 電子は喫茶店を何度かうろつかないと捕獲出来ないが維織ルートの最初のイベントが起こりやすく、うろついて仲間にするにはある程度かかる。 水間は居場所さえ分かれば比較的捕獲しやすいのが救い。キレの良いスローカーブと剛速球ストレートと分かりやすい性能。 本作のサクセスでは後半の紅白試合を除いて監督采配がオートになっているため、彼ら専門投手が居ても運が悪い場合はモブの雑魚投手(ストレートしか投げられない藤本が有名)が起用されて炎上なんてこともある。 シリーズに慣れてない人だと夏のスーパーとの決戦で苦戦するかもしれない。 しかも起用法の問題か、監督をオートにしておくと攻撃の際に投手に打順が回ってきた中で代打を高確率で起用するため仮に延長線にもつれこんだら高確率で投手交代させられる事になる。 本作の反省からか『10』『11』の終盤は監督評価が高ければ采配を主人公に丸投げしてくれるイベントが挿入され(*1)、『12』『13』は主人公が信頼されてるおかげで最初から一貫して監督采配はプレイヤーに託されている。 『スペースキャプテン』編は普通にプレイすると日数が少なくワクチンを集めにくい。 そこで日数をあまり消費しない「ワームホール」で貿易する事でお金を溜めるのが基本戦略となるのだが、ここでお金を集めやすい惑星の組み合わせになるかどうかは運任せ。良い組み合わせが出るまでリセットする事になる。 だが、ある手順を踏み、リセットを何度もするとペナルティの影響で、ある惑星でいくらでも売ることができるバグアイテムを入手できる。ただし1ペラなのでペナルティ+ワクチン+野球人形部品代で多くのペラが必要である。何度もボタンを押す必要があるので、ゲームバランスへの影響は少ない。 だがお金を溜めなければ最終ミッションに挑む事も野球人形(登録できる選手)を強くする事もままならない。溜めてしまえば表より強い選手が作れるのは変わらず。 イベントの合間に戦闘があるという形でRPGとしてはおまけレベルといえる。 以後、『10』から『13』までの裏サクセスはRPGとしての側面をより掘り下げていく事になる。 『パワプロWii』とのパスワード互換性がなく、パワプロに選手を送り込んで暴れさせることが出来ない。 一時期のパワポケはゲームキューブ版のパワプロに選手を送り込めたが、本作はゲームキューブからWiiへの移行していた時期でもあったせいでパワポケからパワプロに選手を送れない時期に引っかかっている。 『パワポケ10』『パワポケ11』はWii版のパワプロと選手互換性がある。 総評 『9』以前のパワポケ全般に言えることだが、今作も野球バランスはあまり良好とは言えない。 しかしシナリオ面だとDS『パワポケ』の中では単体で話が完結している事は大きい。 主人公、彼女キャラも人気が高くパワポケの魅力を理解する上では入門向けにふさわしい一作である。 サクセスも末期が内輪ノリで迷走したのを考えると、本作はまだ「パワプロの外伝」として丁度良い出来と言える。 もしなんでもありな野球ゲームの気分を味わいたくなったら手に取ってみるのもいいかもしれない。 余談 本作に登場した「ブギウギ商店街」は約10年後の『14』ではインターネットショッピングの発達によってシャッター商店街になってしまっている。そうした無常さもパワポケらしいといえばパワポケらしいのかもしれない。 このゲームが発売されてから約6ヶ月後、韓国において本作をベースにした「파워풀 프로야구 비긴즈」が発売された。 そのゲームがパワポケシリーズの一つとして含まれるかは不明。 なお、内容については全体的に物足りない。 パワプロBasic版やパワポタ1~2に近い内容で サクセスが存在しない 。他にもアレンジがない。 また、韓国で発売されているものの、韓国のプロ野球チームは登場せず、その作品にのみ登場する架空のチームが代わりに使用できる。 + 『9』の重要人物に関するネタバレ 本作の主人公が『7』のレッドではないかという説があり、『14』においてもそれをほのめかす描写がある。 『9』中では細かい言動が元人外である事を匂わせ、佐和田監督や湯田(『7』の花丸高校のメガネ君)の事を知っている節があり、『維織』のシナリオでは彼女にヒーローの話をしてあげたりしていることなど。 『14』ではレッドが再登場して重要な役割を担うが、「商店街のために草野球で戦った人物」として登場していることから『9』主人公の延長線のように描かれている。 なお公式では本作の主人公がレッドかどうかはノーコメントではある。『14』のレッドも『7』時代の仲間である真央やピンクを助けに行く展開はあるのだが、同じく『14』にも継続登場する准や維織、夏菜や木川といった面々との会話シーンはない。 『7』でのレッドをはじめとしたヒーロー達は、勝野先輩を拉致してカニ怪人に改造したり、正史では未遂に終わったものの7主人公達に野球で勝ったら洗脳して廃人にする気マンマンだったり、結託していたワルクロ団を一方的に切り捨てたりと、トゥルーエンドで全てが明らかになったとしても「別の正義」とは言い難い悪行を数多く働いていたため、この説を嫌うファンもいる。 ただし本作の主人公は総合して「過去の悪行を悔いている」という描写が多く、権田との関係やちよルート絡みでは女性関係で嫉妬を受ける展開は多いモノの、カンタや武美、維織などの人物との繋がりを見ると「ようやくヒーローになれた物語」と呼べるのかもしれない。 『パワポケ9』はまさに黒野博士の言う「正義の反対は別の正義」を体現してる作品であったとも言えるのかもしれない。 特に奈津姫ルートでは本作の主人公が悪行を行っていた事を悔いている前提でプレイすると、後半で武美が語る「誰もがアンタみたいに強いわけじゃない」の名言に対する反応、奈津姫の罪悪感に対しての向き合い方など別の見方が出来るかもしれない。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12326.html
登録日:2010/12/25 Sat 09 48 11 更新日:2024/05/19 Sun 17 38 07NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 2003年 GBA KONAMI ゲーム ゲームボーイアドバンス コナミ パワプロクンポケット パワポケ プロ野球 ポケ5 俺がアイツでアイツが俺で 入れ替わり 大神モグラーズ 2003年にコナミから発売された、パワプロクンポケットシリーズ第5作。ハードはGBA。 現在まで採用され続けているモード『俺のペナント』が新たに追加され、一度作成した選手を野球で更に能力向上させることが可能になった。 また野球ではバッティング時のミートカーソルが今までの長方形から円形に変更され、より本家パワプロシリーズに近いプレイが楽しめるようになった。 表サクセス 【大神モグラーズ編】 シリーズ二度目のプロ野球編。 しかしポケ2とは毛色がまるで違い、オープニングからすでにブッ飛んだ内容になっている。 【あらすじ】 ▼チームメイト 甲子園優勝後プロ入りして新人王も獲得、今なお大活躍中の主人公・小杉優作は、ある日のインタビュー後に他球団の二軍選手とぶつかって魂が入れ替わってしまう。 大神モグラーズの冴えない二軍選手の体を持ってしまった元小杉の主人公は、元通り小杉の肉体に戻ろうとするが…。 【登場キャラクター】 ▼ライバルとチームメイト ◆(現)小杉優作 元々はモグラーズの二軍にいた怠け者だが、棚ぼた同然に優れた肉体を手に入れたライバル。 ◆凡田大介 相棒の投手。 性格の悪い友人(現・小杉)にも愛想を尽かさなかったかなり寛容な人物。 ◆水木卓 ポケ2にも登場した先輩選手。 凡田ともども今作をもって現役を引退する。 守備位置は二/遊。 ◆馬井遊二 ギャンブルが好きな先輩選手。 バットやグラブ等いいアイテムをくれる事もある。 ポジションも遊・二。 ◆諸星須賀男 事あるごとに攻撃(スキンシップ)してくる後輩選手。 秘密の日記をつけているらしい。 捕/一。 ◆斎藤勇 場合によっては彼女候補の一人とゴールインする外野手。 パワーアップさせると選手名を「イサム」に変える。 ◆大神博之 中盤からチームに加わる高卒ルーキー。 球団オーナーの息子だが、能力は申し分なく凡田をも凌ぐ投手力を持つ。 ▼彼女候補 ◇白木恵理 見た目は学生っぽいが30手前の合法ロリ。 主人公たちの体が入れ替わるまで二軍選手(現・小杉)と付き合っていて、展開によっては小杉と共に… ◇浅上綾華 謎多き女性。初登場時は小杉と一緒にいたが、事情を知ると主人公とも交流する。 彼女のルートでは亀田光夫も登場し、亀田の表サクセス顔出しは今のところこれが最後である。 ◇星野めぐみ ファミレス店員。 センス○取得のチャンスが多いがトラウマメーカーでもある。 店長、またですか…? ◇安達美咲 平気で二股をかけ、さらに浮気の自覚もない天然ビッチ。 そのせいなのか、裏サクセスでの扱いは散々なものに…。 ◇埼川珠子 街で占い師をしている女性。 本名は別にあり、本人曰く「嘘だらけの女」。 ◇倉刈日出子 あの日出子ちゃんがついに彼女候補に! 日本一にこだわる、倉刈仁志の娘。メガネの下は「33」。 ◇西湖美友 悩まない、考えない、気にしない、の三つのNOがモットー。 愛称は「サイコミュ」、「二代目」、「とっとこ」など。 【その他のキャラ】 ●塚本甚八 入れ替わりに誰よりも早く気づく、小杉の悪友。 ●黒野鉄斎 主人公が元の体に戻るための方法をアドバイスする。 ●北条洋平 実力のないモグラーズ一軍監督。 宗教じみたマルチにハマるヨン様。 「ルールを変えても勝て!」 ●鬼鮫清次 モグラーズのコーチ。アッー! 迅雷コーチと仲が悪い。 ●迅雷隼人 モグラーズの忍者コーチ。 正体を隠しているが、実は水木にはバレバレだった。 ●ソムシー 恵理の仕事仲間で親友。タイ人で実は大卒。少し変わった娘だが、友達思いのいい子。裏サクセス、ディッガー編で再登場。一部ファンにはバグ扱いされている。 裏サクセス 【忍者戦国編】 忍者の主人公は三つの勢力から一つを選び、期限内に他の二つの勢力を潰す。 パワポケ主人公が顔グラフィックで野球服以外の衣装を着たのは初。 【あらすじ】 ある大名家の姫君が「野球人形という、野球ができる絡繰人形が欲しい」と言ったことから、大名は傘下の忍者衆に野球人形調達の命を下す。 しかし3人いた伝令役は旅路の途中でつまらないことで仲違いして離散、国内に3つ存在する忍者衆にそれぞれ命令書を届けてしまう。 よその勢力にも命令が出ていると知った忍者衆の長たちは、これを「どの忍者衆が優れているか秤にかけられている」と考え、事態は忍者の里全体を巻き込む戦争へと発展する。 ※ちなみに物語は人形のパーツを手に入れること以外野球要素ゼロで進行する。 何なら、クリア条件に野球人形の性能は関係しないので野球人形を初期ステータスのまま放置して普通のRPGとしてプレイしてもいい。 【登場キャラクター】(の、ごく一部) ●主人公 プレイヤーが選択した里の中忍。他の勢力を攻め落とす作戦の実働部隊隊長として、雇用、侵攻に関して一任されている。 ●凡田 主人公の付き人。金勘定などを主人公の代わりにする補佐役。 戦闘能力はない。 ●教頭斎 水虎の里の頭領。 他人の命は消耗品として見る卑劣漢。 「パーティ内の仲間はいつでも強制解雇できるし、送り込んだ部下が討ち死にしたら翌日からの給料が浮く」「敵に勝てないなら、戦場になってる村を荒らして国力を削げ」など、実用的卑劣な戦法を主人公にレクチャーする。 ●任月 火竜の里の頭領。 表サクセスと同様に、怒りっぽくて短慮でワンマンな性格。 ●野々村 月光の里の頭領。 他2勢力と比べて月光は資金面に難があるため、正面衝突を望んでいない。 プレイヤー側から攻撃しなければ攻めて来ない穏健派。 もちろん他にも登場キャラクターは沢山いるが、 全部紹介してたらめちゃくちゃ長い記事になるので割愛。 ミニゲーム ●ハコdeグチャッ 落ちてくるブロックを同じ色同士三つつなげて消す落ちゲー。 ポケ13でそのままのシステムで帰ってきた。 ●弾出る飛行機ぴゅんぴゅんぴゅん2 ポケ4から進化した横スクロールシューティング。 ●見切ってシュシュしゅー 画面左右から飛び出す忍者を手裏剣を投げて撃退する。 ●グリグリおみくじ 盤ルーレット式おみくじ。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/koumei/pages/2.html
メニュー インフォメーション トップページ メニュー 聖河 利用規約 攻略 パワプロクンポケット10 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8603.html
パワプロクンポケット1・2 【ぱわぷろくんぽけっとわんつぅー】 ジャンル 野球ゲーム 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ(ダイヤモンドヘッドプロダクション) 発売日 2004年7月29日 定価 3,980円 (税別) プレイ人数 1人~2人 レーティング CERO 全年齢対象 判定 なし ポイント 野球パートを『6』に準拠したリメイク版グラフィックは概ね向上したが育成難度も上がるシステムの変更上強くなった野球マスク パワプロクンポケットシリーズリンク 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 概要 GBで発売された『1』『2』をGBAでリメイクした一作。 原作由来の特徴は上記のリンク先を参照してほしい。 発売時期は『6』と『7』の間であり、野球の仕様等は『6』がベースである。 特徴 『1』の「極亜久高校編」をクリアすると『2』の「モグラーズ編」がプレイでき、それもクリアすると「戦争編」が遊べる。 『1』は投手を経験点で育成する仕様になった。 『1』はバランス調整によって育成難易度が高くなったが、『2』はむしろ易化している所もある。『6』で使えた『盗塁技』も引き続いて使える。 実在プロ野球選手の登録データが2004年4月時点のものになっている。 『2』サクセス最後に発生する可能性のある凡田との殴り合い「男の闘い」は凡田の体力が減っていくと攻撃が激しくなる仕様が無くなっており難易度がかなり下がっている。(*1) 「戦争編」は回復〇の体力回復量増加や、後半のツキの上昇量増加が無くなったが、魚雷・爆撃ミニゲームで弾が一発しか飛んでこなくなるなど緩和されている部分もある。 呪い島の安全地帯が削除された上に地雷配置が完全にランダムになったため難易度が上がっている。 評価点 ハード変更による改良点 GBAで最も野球パートの完成度が高い『6』がベースとなり、原作と比べて野球パートが大幅に強化された。 練習時のケガ率が下がっており、育成がしやすくなっている。 回復コマンドの体力回復量が増えた。 病気の治療の成功率が上がった。 彼女の好感度が数値で見えるようになった。 アルバム閲覧モードやミニゲーム練習モードもある。 グラフィックやBGMがGBA相応に進化している。オリジナル版からのイメージも特に崩れていない。 追加されたBGMも存在する。 GB版には存在しなかった超特殊能力が貰える。 GB版には存在しなかった特殊能力取得用のイベントが追加された。 『1』の評価点 彼女候補の好感度をいつでも確認できるようになった。 各キャラの個別能力アップがテキストに表示されるようになった。 全仲間の能力アップ時にパワー、スタミナ、コントロール以外もAランクまで伸びるようになった。 荒井三兄弟が送球○を取得するようになった。 仲間評価に応じて試合中の味方の能力に補正が付くようになった(*2)。 『2』の評価点 コーチの視察イベントで投手は「いろいろ見せるぞ!」の選択肢が追加され、野手は「バッティングを見せるぞ!」を選んだ場合の内容が変化した。 『5』の秋キャンプ開始時や、『6』の20日ごとに実力テストのような点を稼ぐイベントが発生し、能力が足りなくてもプレイヤーの実力でアピールをできる仕様になった。 仲間6人のパワーアップイベントが追加された。 縁日で野球道具アイテムの取得が可能になった。 転生時に名前やポジション等の変更が可能になった。 味方の耐エラー(*3)が上昇するようになった。肩力がGB版より1多く上昇するようになった。 投手はスタミナとコントロールが上昇するようになった。 その分、投手は一部の野手能力しか上がらなくなった。野手はパワーの上昇値が減った。 「貧乏暇なし」はおまけモードの場合、1000点を取ってもミニゲームが終了しなくなりハイスコアを狙える仕様になった。 賛否両論点 『4』以降のサクセスの仕様を引き継いだため、仲間評価、タフ、ツキ、血の気、プレッシャーの増減がやる気に影響し無くなった。 『1』は野球マスク等の強敵は野球システムのリメイクにより能力相応の苦戦をするようになっている。 オリジナル版に存在した試合前の演出がカットされている。 武田のミニゲームはBGM(*4)が廃止になったかつストップウォッチの計測を開始するタイミングが手動ではなく自動になったため原作より少しタイミングが取り辛くなっている。 開発者インタビューによれば「BGMがない方が緊張感が出て良いと思ったので今作とリメイクの『R』では故意に抜いた」とのこと。 数字がデジタル表記になったため、原作よりもタイムが見づらい。 三鷹のミニゲームは、原作よりカップの移動が派手になっており、ボールとサイコロを見失いやすくなっている。 一部キャラの後日談の分岐が無くなった。 三鷹が一流大学に進学する。水原がアメリカの大学に進学する等。 『2』はGB版とは異なり3年目の試合でも1・2年目の試合のBGMが流れるようになっている。 日本シリーズに勝利した際の演出がGB版と異なる。 戦争編で200週を達成した際のエンディングデモのイラストが変更され、主人公以外のキャラがユニフォームを着ている。また、エンディングデモ挿入時にGB版で流れた(*5)ファンファーレが流れなくなっている。 『2』のスタッフロールのBGMが『1』と共通化されており、GB版のBGMがリメイクされていない。 ところどころで『6』のBGMの使いまわしが目立つ。 『2』の転生回数ボーナスが大きく下がっている 回復○・×の効果がなくなった。 問題点 『1』の問題点 元々シリーズの中でも育成難度が厳しい『6』を引き継いだせいか強い選手を育成できない。 初期ステータスがGB時代に比べて低い上に仲間の能力アップバグにより難易度が上がっている。 作中のイベントの体力やタフの増減を、GB版の半分ほどにされており、増減幅が少ない。 そのためタフや体力を高い値で維持するのが難しい。 この仕様により強い選手を作るにはケガをする通常練習をするより、ケガをしない練習イベントが発生し続ける、極亜久高校にうろつき続けるのが最適とされている。 GB版より仲間評価を上げにくい GB版はどの練習でも必ず上がったが、本作ではノックやスピード練習でしか上がらなくなっている。 やる気が高いと上がりやすく下がりにくくなる仕様が無くなっている。 チームメートの能力の上がり方もGB版より悪くなっている。 GB版は「チームメイトの能力アップ」が発生した場合、全員の能力が均等に上がったのに対し、能力が上がるキャラと上がらないキャラがランダムでばらけるようになっている。仲間評価をカンストさせても能力が上がらない仲間がいるほど。GB版は仲間評価が一定以上ならば確定で全仲間の能力アップが発生した。 味方の野手は、試合などで「仲間の野球能力が上がった」と味方全員の能力アップが発生した場合、パワーの代わりに肩力が上がってしまう致命的なバグがある。 そのためパワーの上昇は個別能力アップでしか起きず、初期能力からパワーが1も上がらない仲間が多く存在する。 パワーはヒットの打ちやすさに直結するためヒットが非常に打ちづらくなっており難易度上昇に拍車をかけている。 そのくせ肩力は最大値が15のためあっという間にカンストしてしまう。 また、このバグが無かったとしてもGB版よりもパワーの伸びは悪くなっている(*6)。 投手の場合はパワーの代わりに球速が上昇する。 そのため爽快感がなくなったという評価も。世間評価さえあれば甲子園で優勝せずとも「クリア」自体は出来るのが救い。だがアルバムには甲子園優勝やドラフト一位が条件のものが多く大きな山場となっている。さらに今作はリセットをすると世間評価が下がる仕様のため、リセットしすぎるとドラフト一位を取れなくなってしまうため下手にやり直しはできない。 選手登録後にサクセス終了時のチームで対戦ができる仕様が無くなっている。これにより対聖皇学園後の味方の能力アップが無意味になっている。 二年目の大東亜学園戦では仲間の調子が下がるのだが、GB版では味方全員が赤トンボ学園戦同様に不調となった(*7)のに対し、なぜかGBA版では絶不調になる。 試合面では『6』同様にGB版と違って自由に選手交代ができず、せっかく仲間にした三鷹を試合で起用出来る場面が無かったり、想定外のキャラをスタメンにされたりとストレスが溜まる仕様になっている。 三鷹はGB版では登板優先度が最も高かったが、リメイク版では「3」以降のアレンジチームでリリーフエースとして登録されている仕様を元にしたのか登板優先度が最も低くなっている。 なぜか平山の初期能力が弱体化し、カーブの変化量が1になった。 GB版では対戦モードで使用できたライバル校が対戦モードで選択できなくなった。 彼女候補の四路智美を攻略すると「ムード×」と「寸前×」を取得するようになった。 また『3』以降に登場した超特殊能力を普通の彼女と交際して入手出来ない。超特殊能力を入手するには「野球超人伝」をもらうしかないが、これをくれるのは紀香のみ。 アルバム集めは彼女キャラのイベントを筆頭にランダムイベントに依存する内容が多く試行錯誤が必要である。 『2』の問題点 原作と同様転生を前提とした育成システムとなっている。 GB版より難易度は下がっているものの、転生なしでは強い選手が作りにくい仕様を引き次いでいる。 愛など一部の彼女キャラはGB版と同様攻略のし辛い仕様になっている。 ひと月に複数回連続でデートに誘うと高確率で「恋の病」になる。凡田にデートを見られると仲間評価が激減するといった仕様もそのまま。 アルバム集めの難易度が高い。 GB版と同様転生をしないと見ることができないアルバムが存在する。そのためアルバムをコンプリートさせるにはGBA本体とカセットが2つずつと通信ケーブルが必要である。 3年目の最後にゲームオーバーになった場合のバッドエンドが5種類(*8)存在するが、どれが出るかは完全にランダムになっている。 そのため、バッドエンドをコンプリートさせるにはわざと3年目にゲームオーバーになるという苦境を延々と繰り返し5分の1で目当てのバッドエンドを発生させる必要がある。 バッドエンドを条件で分岐させるなどの改善がGB版からされていない。 ドミオのパワーアップ、アルバム取得には非常に運が絡む。 ドミオが真剣白刃取りに挑戦する連続イベントだが、イベント発生率がそこまで高くないにもかかわらず、必要なイベント数が多い。さらに最後のイベントに成否判定が存在し、ドミオが真剣白刃取りに成功するかはランダムである。もちろん失敗するとアルバムの取得はできずに終わる。 表サクセス 試合はGB版とは違い、3年目でも選手の交代がプレイヤーは出来ない。 凡田をパワーアップさせるとメインポジションが捕手になるバグがある。捕手になっても投手枠に登録されているが、投手としては起用できない。COMが凡田を起用しようとすると進行不能が発生しリセットせざるを得なくなってしまう(*9)。 倉刈をパワーアップさせると外野起用されやすくなる。しかも正外野手のドミオを差し置いてまで起用され易い(*10)。『7』以外のGBA作品はサブポジションの性能が悪いため、パワーアップさせない方が良くなってしまう。 冬野が登場しなくても試合で「ムード×」が発動する。 『3』から登場した超特殊能力もあるが入手条件が「野球超人伝」のみ。本作では転生を何十回も繰り返す事を除けば紀香と交際した時のプレゼントでしかもらえない。だがそのリスクは計り知れない。ぶっちゃけ殺されかねない。 また、超特殊能力は「野球超人伝」取得時のみしかもらえず、「野球超人伝」所持中に転生をしても超特殊能力は取得出来ない。 味方の能力上昇が『4』〜『6』の仕様になっためドミオのパワーが伸びなくなった。 戦争編 黄熱病にかかるとツキの代わりにミートが下がる致命的なバグがある。 黄熱病が治るまで毎週ミートが下がり続けるため、かかってしまうとミートが必ず最低値になってしまう。 「キレ○」を取得できなくなった。 総評 パワポケ初のリメイク。『6』をベースにしており野球の完成度は上がったが、様々な点で選手育成が難しくなってしまった。 とはいえ、GBソフト2本分+αを遊べ、GBA相応に進化した点もまた多い。 その後の展開 2021年11月25日にNintendo Switchで『パワプロクンポケットR』が発売。 『1』『2』がベースとなっている。実在球団・実在選手名は架空のものに置き換えられている。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/692.html
パワプロクンポケット6part25-160~162・177・186・226~238・244・247 160 :パワプロクンポケット6:2006/09/09(土)16 18 29 ID wB0Qxgnx0 真夜中、突然ビル街に現れる光の玉。 「ふうー何度やっても時間をさかのぼるのはつらいなあ。」 煙とともに姿を現す主人公。 山田(パワポケ4、日の出島に登場するメガネ一族)のチラシを見た 主人公は、野球がしたいという理由で和桐製作所に入社する。 野球チーム和桐バブルスの青野、智林吾郎、村上、三船、 製作所の彩ちゃん、大島さんといった人たちと出会い、 新入社員として振舞う主人公。 だが彼の正体は、時空犯罪者から歴史を守るため、未来から派遣されてきた タイムパトロール隊員だった! 町工場社会人野球編 未来から来た男 いきなりフローラル金融の取立てや、ジローから借金の取立てをうける和桐製作所。 同じくフローラル金融の黒松は、主人公を 野球の才能をいかせる外国にいかないかと誘う。 島に行っても強制労働させられるのがオチというジローの言葉に驚きながらも 主人公はその話を断る。 タイムマシンが発明されて以来、過去の改変を目論む輩が後を絶たない。 元々歴史はそう簡単に変わらないのだが、時折例外が起きる。 その例外を防ぐために生まれたのがタイムパトロールだ。 後に和桐製作所の開発する小型バッテリーが歴史を変えることになるのだが、 時空犯罪者の手によって、和桐製作所はつぶれてしまうらしい。 タイムマシンは大まかな時間しか移動できず、この時代の和桐製作所の資料はほとんどない。 その上、いろんなことをかなえてくれる未来の道具も 時代への悪影響を考え、使用することができない主人公は、 一個人として工場を潰れないように努力し、阻止に来る犯人を捕まえるしかないのだった。 だが、和桐の親会社大帝国金融はコストダウンのために 外国産に切り替え、和桐との契約を打ち切ってしまう。 和桐製作所いきなり大ピンチ! しかし社長を含めて従業員は全員あきらめムード。 和桐社長の娘、沙耶もじたばたしてもしょうがないという始末。 その言葉で心に火がついた主人公は、任務を超え、絶対に工場を潰れさせないことを決意する。 自分の身を賭け、フローラル金融に対し野球勝負を申し込む主人公。 黒松はその熱意に打たれ、自分たちのチームに勝てたら借金の返済を3ヶ月待つことを伝える。 負ければ主人公はしあわせ島という島で強制労働だ。 主人公に感謝する社長。 主人公と社長は最後のチャンスをつかむことを誓うのだった。 警察官の守田を審判に呼び、準備は万端。 試合の日。フローラルは助っ人として元大リーガー、アルベルトを連れてくる。 が、やっぱり怪我をして出場はしなかった。 和桐バブルスは大差でフローラル金融に勝利する。 その噂を聞きつけたフローラルの親会社の社長、木岡のラッキーフラワーズと 試合をすることになる和桐バブルス。 この試合にも勝った和桐製作所は一年間返済を待ってもらえることになった。 試合がやりたくなった守田、予知能力を持つゆうま、 世界征服を企む無職こと智林昭雄を仲間に加え、 工場の先輩、インド人のカビンダ、発火能力者漁火。 「ほーむらんをうつけどひっともうつよ」 怪しすぎる謎の生命体、ほるひすと出会いながら仕事に励む主人公。 (ほるひすの姿は凄すぎて、本当に謎の生命体としか言えないため、文面で説明することはできない。 筆者は初めて見たとき、あまりのインパクトにGBAを落としかけた。 とにかく一見の価値あり。 ちなみにほるひすと漁火はコロコロコミックの公募キャラ。 スタッフのツボにはまって登場することになった。) 161 :パワプロクンポケット6:2006/09/09(土)16 30 22 ID wB0Qxgnx0 必要な資金を得た和桐は、新工場のラインを開設することになったのだが、 今度は役所の許可が下りない。 黒松が密かに違反を役所に連絡していたのだ。 役所が相手ではどうにもならない・・・ と思った矢先、またまた野球対決で決着をつけることになってしまった。 頭を抱える黒松。 だが、今回は時空犯罪者が下剤入り弁当を仕組んできた。 無事なのは山田と主人公だけという、苦しい状況だったがなんとか勝利。 いよいよ製品販売に向けて動き出す工場。 しかし、そんな時に大帝国工業の川村が現れる。 川村は塗装機会の特許権利をすべて買いにきたのだ。 宣伝や販売の経験がない和桐が機械を売るよりも、 確実に借金を返すための資金を得たほうがよいという川村。 社長は「わたしはモノづくりにこだわりたい」と断固拒否。 だが、川村はすでに機械に必要な部品を独占していた。 部品を抑えられてはどうにもならない。 愕然とする主人公に山田は前向きに考えれば、これで工場はつぶれないと言うのだった。 釈然としない主人公は偶然通りかかった黒松にすべてを打ち明ける。 主人公をガキだと笑い、うまくやられたのが悔しくても、こらえるのが大人だという黒松。 しかし、黒松は野球勝負を申し込めとアドバイスする。 黒松は高校時代野球をやっていた。しかし、妬んだ先輩からの嫌がらせに耐えられずに 逃げ出してしまったことをいまでも後悔している、と主人公に打ち明ける。 「世の中ってのはな、弱いものいじめで成り立ってるようなものだ。 そいつをすねてみても何も変わらん。 何もしなけりゃ状況は永久に変わらず、損をするのは弱いやつなんだ。 それが嫌なら、みっともなくてもあがいてみなきゃいけないんじゃないのか?」 主人公は馬鹿なことと思いつつ、野球勝負をしかけにいくのだった。 しかし、大帝国工業は何と主人公の提案を受け入れた。 和桐が負ければ、ただで特許を渡してもらい、勝てば部品の独占を解く。 なぜこんな勝負を受けたのか疑問に思う主人公に対し、川村の様子がおかしい。 実は密かに黒松が、大帝国のスキャンダルを種に脅しをかけ、野球勝負を受けるように仕向けていたのだ。 そして、いよいよ決戦の日。 相手の大帝国キラーズは金に任せて強い選手を集めた強敵だ! 両チームの実力は互角。 5対5のまま、8回表を迎えた。 しかし、ここから敵の打線が大爆発。 和桐は最後の最後で、野球勝負に敗れてしまった! 特許をただで譲り渡し、倒産が確実となる和桐製作所。 そして主人公は、任務の失敗よりも「しあわせ島」なる強制労働施設に送られる 自分の身を心配しなければならなくなるのだった………。 162 :パワプロクンポケット6:2006/09/09(土)16 34 17 ID wB0Qxgnx0 遥か遠い未来から やって来たのに 島送り・・・ 島の名前は 「しあわせ島」 本当の幸せ どこにある? む~ん む~ん パワ ポケ 謎の「しあわせ島」編に続く。 177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日)12 02 15 ID wJuvWVfPO 159 原作知らないんで、あった方がありがたいな。 161 最後の試合って勝てないの?勝ったらどうなるの? 186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水)10 53 00 ID 3O/sDefq0 177 あくまで職人が正史ルートを書いてるだけであって勝てる 勝った後は覚えてないが、しあわせ島に行っても結局無事に帰還、和桐製作所再生だから あまりシナリオに変更がない しあわせ島には歴代キャラクターが登場する 226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 18 56 00 ID 5OCWwQt00 謎の「しあわせ」島編 大帝国キラーズに破れた主人公は、 薄暗い船の中で、他の負債者達と共に島に向かっていた。 着いた先は孤島「しあわせ島」だ。 そこに待っていたのは女所長のヘルガ、太った白人、副所長マコンデだった。 「しあわせ島にようこそ。 諸君は幸せだぞ。こんないいところで働けるんだからな。」 マコンデによるとこの島の収容者は、 ブラッドバタフライ、BB団なる組織に管理され、しあわせ草なる草を育てている畑、 兵器を作っている工場、鉱物を採っている鉱山の三ヶ所の場所で働くことになり、 その労働と引き換えにクーポン「ペラ」を得ることができる。 ペラは島の中でのみ通用する通貨で、これを借金分集めれば日本へ帰ることができるらしい。 また、主人公のような野球選手は10日ごとにある野球のテストや、 練習試合の結果によってもぺラを与えられる。 主人公の借金は1000ペラ。 元銀行員の江川の班に入ることが決まり、こうして主人公の島での生活が始まった。 主人公は山田にそっくりな落田、 5の主人公と入れ替わった元スター選手小杉優作、4に登場した顔がふぐりそっくりの布具理、 娘を医大に入れるために島に来た倉刈といったシリーズでお馴染み人達や、 酒が大好きな三谷、親の借金を背負ってきた渡辺と出会う。 リフレッシュ小屋でビデオを見たり、 さおりちゃん2号や、やぎのまさこさんとあんなことやこんなことをしながら、 気力を充実させて労働に励む主人公。 そして野球の試合の前日。 主人公はようやく野球ができるとよろこぶが、周囲の反応は冷たい。 相手のブラッドバタフライの一軍は、2軍の江川班よりもはるかに強く、 おまけに負けるとぺラを取られてしまうのだ。 主人公は活躍してみんなの心に火をつけようと決心する。 しかし、気合を入れすぎた主人公はマコンデに目を付けられ、ベンチに入れられてしまう。 おまけに試合はボロ負け。 出てもいないのにぺラを払う羽目になってしまった。 主人公は厳しい現実に耐えるのだった。 主人公は小杉から、兵士と話している女性がしあわせ島の所長であることを知る。 後日、偶然本を読んでいるヘルガに出会った主人公。 読んでいた冒険小説を貸してもらった主人公は、ヘルガから感想をいうように求められるのだった。 しあわせ島の収容者は野球以外にも何らかの競技を行い、ぺラをもらっている。 島に来てから始めた重量上げで150キロという記録を出した男に驚き、 どう考えても普通ではないことに疑念を抱く主人公。 草刈の作業中に島の原住民バオと出会う。 落田によると、彼らは旧日本軍と交流があったため日本語が話せるらしい。 島をBB団から解放したいというバオに、主人公は協力を申し出る。 主人公は兵士達の会話から、BB団の団長が島に来ていることを知る。 小杉によると団長は収集癖のあるマニアらしい。 「マニアに悪い奴はいない」という落田にあきれながらも、 何とかそのボスを倒せないかと考えるのだった。 一方、収容者の健康問題に悩む所長と副所長。 ヘルガは団長の指示を仰ごうとするが、団長は日本のゲームキャラグッズ集めに夢中らしい。 あきれるヘルガ。 227 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 18 59 48 ID 5OCWwQt00 しあわせ島はそれ自体が巨大な兵器工場だ。 主人公は作った武器を何処に売るのかを疑問に思う。 落田はBB団はミサイルや銃を安い値段で世界中の犯罪者や過激派テロリストに売り払っていると説明する。 どうやらBB団は兵器をばら撒くことが目的のようだ。 理解できないという主人公に、落田は工場の地下で巨大ロボットが作られていることを教える。 「悪の組織のロマンでやんすからね。」と語る落田に、主人公はやっぱり首を傾げるのだった。 テロ組織アルサハクが攻撃を受けているというニュースが流れてきた。 慌てるヘルガとマコンデ。 アルサハクはしあわせ島の武器の売買を仲介していた組織だったのだ。 「心配することないでやんす。」 影のように現れた団長は、こんなこともあろうかと他の販路を用意していた。 さらに団長はダブったガチャガチャを売るためだけに空港を作ると言い出す。 おいらは誰よりもマニアでいけないと言う団長。 以前借りた本の話題で盛り上がった主人公は、その時借りた本を所長室へ返しにきた。 また本への酷評で盛り上がるが主人公が残酷描写が過激すぎるといった途端、 ヘルガの態度が急変。 「地雷でバラバラになった死体を見たことはあるか? 大勢が無抵抗の人間をなぶり殺しにするところは?」 現実に起きていることに比べれば、作り物に過ぎないというヘルガに、 主人公は君は何を見てきたのかと尋ねる。 「紛争地域の平和維持活動だ。 知恵も理性もむき出しの憎悪と狂気の前にはあまりにも無力だ。」 後日、主人公は再びヘルガに会う。 ヘルガは神秘の世界は個人の手の届かないところにしか残っていない、 この島での行為が人類を救うを言い残し、戦艦の視察に行くのだった。 主人公をムチ打ちの刑にして…。 プレイルームでのチンチロリン、野球場での小杉、布具理との野球勝負、 定期的に行なわれる野球テストで主人公はぺラを稼いでいく。 班長に賄賂を渡すことで試合もスタメン出場。 2軍メンバーも1軍と互角の戦いができるようになってきた。 しかし、一方では収容者にストレスが溜まり、班の間で小競り合いが起きるようになってきた。 ヘルガにマコンデは班対抗の運動会を行なうことを進言する。 めずらしくマコンデが健全な提案をしてきたことに驚くヘルガ。 だがマコンデは疑惑の判定を行い、さらに対立を仰ごうとしていた。 あえなく拒否されるが、マコンデは収容者に団結されれば島の管理ができなくなると言う。 「ブルマでやんす! (バンバン!) 運動会と言えばブルマと相場が決まっているでやんす!」 声高く叫ぶ団長。ヘルガに頼むがやっぱり断られるのだった。 運動会当日、野球によって結束した江川班は次々と競技で勝利。 主人公と小杉の力を借り、娘と電話ができた倉刈も奮起し短距離走で勝利。 他の班に勝利した江川班は大量のペラを得ることができた。 しかし、ヘルガは期待していたキャンプファイヤーやフォークダンスがなくてションボリする。 BB団の武器を買ったテロリストが見境なく通学バスを襲った。 そういうテロリストは貴重だからサービスしようと喜ぶヘルガに、 マコンデは国際世論を敵に回すと反論。 団長にBB団の目的は世界に恐怖と憎しみをばら撒くことだと言われ、引き下がるマコンデ。 団長はマコンデに罪の意識が生まれ始めたことに気付く。 奴には悪として自覚が足りないというヘルガに団長は言う。 「人間始める前は、誰しも覚悟はしているつもりなのでやんす。 ただ現実は常に予想の上を行くのでやんす。」 228 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 19 01 28 ID 5OCWwQt00 洞窟の奥で、日本軍最強の爆弾「25番」を発見するバオ。 主人公に相談を持ちかけるが、爆発が避けられないものだと教えられ断念。 バオは今度は古いノートを持ってくる。 主人公が読むと、どうやらこのノートは旧日本海軍の日誌らしい。 日誌にはこの島に生えていた草に高い肉体強化作用があったものの、 日本軍が研究に失敗したこと、日本人にしか効果が現れないこと、 副作用で犠牲者が出たことが書かれていた。 島のからくりに気付く主人公。 さらにバオは昔、島にいた日本軍が飼っていたトカゲが草を食べて大きくなったことと、 しあわせ草に生き物を大きくさせる効果があることを教える。 それを利用して反乱を起こそうとするバオだったが、 生き物は大きくなっても、比較的おとなしいのだった。 考え事をしている主人公の前に、ヘルガが現れた。 主人公はBB団は普通の犯罪組織ではないと考えていた。 普通の悪の組織なんてないと笑うヘルガに、主人公はこの組織には動機があると言う。 明らかに快適ではないしあわせ島で働いているBB団には、確実にそれを裏付ける強い信念があるのだ。 ヘルガは主人公にBB団の目的が人類を救うことであると説明する。 文明や科学の進歩により、人類は危機に直面しているというヘルガ。 核や環境汚染といった問題は滅亡にいたる方法にすぎず、 BB団が問題にしているのは、人類がそうなってしまう動機であった。 病気や飢餓、戦争。これらは問題ではあるが10年、20年前に比べどんどん改善されつつある。 やがて人類を脅かす外的要因はなくなるというヘルガ。 「そして人類は直面することになる、己自信の闇にな。」 戦うべき敵、問題がなくなれば、神秘など存在しないこの世界に 未来への希望がないことに人類は気付いてしまう。 ヘルガはそこにあるのは絶望だけだと言い放つ。 「人類には、憎み、戦い、打ち倒す、 自分達が不幸であることの言い訳となってくれるものが、 敵が必要なのだよ!」 「そのために世界中の犯罪者とテロを援助しているのか? それは単に不幸な人を増やすだけだ!」 「その苦しみ一つが終わったとき、それ以外の人々がそれ以上の希望を得るさ。 これでしあわせになれる、とな」 悲劇と絶望なくして希望の種を育たんのだ。」 反論できない主人公は、 静かにそれは間違っているとつぶやくのだった。 裏野球大会なる大会の日が近づいてきた。 BB団は世界中の人々が集まるこの大会でデモンストレーションを行なおうとしていたが、 アメリカのチームに勝ってしまうと後々が怖い。 団長は決勝の試合のみ二軍のメンバーを使うことを決定した。 一方ドクターは島の裏側でしあわせ草の高濃度エキスを落としてしまっていた。 立ち去るドクターの背後で、そのエキスをなめる影…。 229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 19 04 27 ID 5OCWwQt00 野球大会決勝に出場することに驚く江川班。 その裏でマコンデは通常の3倍の量の投薬するよう指示する。 そして裏野球大会決勝の日。 相手はメジャーリーガーだらけのバケモノチーム、USスーパーヒーローズだ。 ダメモトで頑張ろうという仲間たちに、ふざけるなという主人公。 主人公は相手であるアメリカがしあわせ島のことを知っていながら黙認していることを 説明しようとしたのだが、仲間は八百長のことと勘違いしてやる気を出す。 激戦の末、何とUSスーパーヒーローズに勝ってしまう二軍チーム。 200ぺラをもらい、意気揚々と島に帰る選手たち。 だが、マコンデが勝手に投薬量を増やしたことをしったヘルガは怒りを滾らせるのだった。 そして100日目。 ヘルガは祝辞を述べ、借金分ペラを貯めたかどうかを聞いてくる。 少し不足があったものの、ヘルガはブラッドバタフライ一軍の契約金として残りを補い日本に帰してくれるという。 主人公はしばらく黙った後に口を開いた。 「ひょっとして、日本に帰ってきても長生きできないんじゃないか? しあわせ草なしだと。」 「いかにもそのとおりだ。しあわせ草は人体の肉体能力を強化する効果がある。 しかし、強い習慣性があって、いったん中毒になれば…」 「それをこの島の食事や、飲み水に混ぜていただろう!」 俺たちをみんな中毒をするために。この島は人体実験が目的なんだ!」 怒る主人公に島のことを黙っていればしあわせ草を届けさせると言うヘルガ。 強化された身体なら、スポーツ界で活躍できることは間違いない。 ヘルガは船が来るまでの時間を主人公に与えるのだった。 悩む主人公は島民に相談することを選んだ。 25番を使おうとするバオ。落田と話し合った結果、 管理所を爆破することが決まったが、輸送手段がない。 バオは以前話した巨大化したトカゲ、としおくんを使うことを提案する。 としおくんの下へと向かう主人公たち。 そこで見たとしおくんの姿はまるで怪獣。 これでコケしか食べないで大人しいなんて信じられないという落田。 しかし、としおくんの口からは人の足がはみ出ていた! 一目散に逃げだす3人。 (グギャァアアアアアン) 島の施設という施設を破壊しつくし、とうとう基地まで来てしまったとしお君。 島民、兵士、収容者が入り乱れて逃げまとい、大混乱に陥るしあわせ島。 「戦う………アレとか? フフフ…あれと戦う? アハハハハハ!」 おかしくなったように笑いながら兵器工場へ向かうヘルガ。 主人公も落田を置き、兵器工場へと走る! 工場の中で巨大ロボットを見つける主人公。 だが動かし方がわからない。 230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 19 05 56 ID 5OCWwQt00 そこに駆けつけたヘルガは、パスワードがないと動かないことを教え、 怪獣をやっつけようとする主人公を一喝する。 「われらは、この地球に残された数少ない神秘に遭遇したのだ! その意味に比べれば、人間の命などとるに足らんよ。」 「…そういう考え方だから、こんな組織を作ってしまうんだよ。」 「なんだと?」 「いいかよく聞くんだ! この世界は、あと百年も経っても解明できない謎と神秘に満ちている。 人類は行き詰ってなどいない。 キミが、行き詰っていると思い込んでるだけなんだ。」 「こ、この・・・見てきたようなことを!」 その時、工場にとしお君が突入してきた! 天井が崩れ、その下敷きになるヘルガ。 ヘルガはパスワード「ラムセス」を教え、全てを主人公に託す。 操縦席に乗り、システムを起動させる主人公。 せり上がる操縦席とロボの顔面が交互に映る。 そして操縦席が頭部に着いた時、ガンダーロボの眼に火が点いた! 起動するガンダーロボ。 あまりにあっさりした操縦方法にびっくりしながら、主人公はとしお君を押し返す。 ガンダーロボを見て驚くマコンデ。 「アレが動いている…どこのバカだ! 基本兵装でバッテリーが3分しか持たんのだぞ!!」 距離を取る一匹と一機。 南海の大決戦。としお君対ガンダーロボ。 戦いのゴングが鳴った! 蛙とカブトムシとムカデが合体したような姿をしているとしお君は、様々な部分でガンダーロボに襲い掛かる。 一方ガンダーロボは時間だけでなく、ダメージを受けるたびにバッテリー残量が減っていく。 タマゴをバルカンで撃ち落し、体当たりをヒートソードで弾き返すガンダーロボ。 敵の隙を力づくで作り出し、最大の威力を誇る必殺のロケットパンチをぶち当てる! 戦いが進むに連れ、攻撃の手が激しくなる両者。 徐々に追い詰められていき体色が黄、赤へと変わるとしおくん。 ここぞとばかりに攻め立てる主人公。 激しい決戦を制し、最後に立っていたのは主人公の操るガンダーロボだった! そのままガンダーロボによって収容者とBB団の兵士たちの立場は逆転。 収容者と島民が島を占拠した。 「オイラもあれとやりあうのは勘弁したいでやんすね。」 団長もデータを持ち、しあわせ島を脱出した。 231 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 19 14 34 ID 5OCWwQt00 事件から3ヵ月後、主人公は閉じ込められているヘルガと対面した。 島の収容者達が快方に向かっていることと、 自分の任務が終わったため、2度と会えないことを伝える主人公。 「それで、以前あの島で話したときに言ってなかったことを、 言っておこうと思ってね。 人類はまだまだ滅んだりしないよ。 ずっと、ずうっと長く続くんだ。」 去ろうとする主人公をヘルガは引き止める。 「最初に貸した本を覚えているか? 私はあの話が嫌いだ。 死んだヒロインがあっさりと結末でよみがえるからな。 死は絶対だ。 安易に打ち消されるようなものであってはならない。 そう思うんだ。」 処刑を免れる方法はないのか尋ねる主人公に、 ヘルガは誰かが責任を取らなければならないと答える。 主人公に死ぬことへの恐怖を語るヘルガ。 だが、その恐怖を楽しんでいるともいい、主人公に別れを告げるのだった。 落田を和桐に来ないかと誘う主人公。 落田は気が早いと笑いながらも、その誘いを受けるのだった。 「そこでオイラはなにをすればいいでやんすか?」 「未来を作るんだ。自分達の手で明るい未来をね。」 魔女とののしられながら、一方的に銃殺されるヘルガ。 島を離れた後、BB団を再結成し、演説を行う団長。 としおくんはB級映画として出たものの、すぐにブームが廃れてしまった。 だが主人公が倒したはずの死体はいつの間にか消えてしまっていた…。 それぞれの生活に戻るしあわせ島の仲間達。 そして日本に帰った主人公と落田は昔の仲間を集めて、 和桐製作所を再生。 長い歴史修正の任務を終わらせるのだった。 232 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 19 17 46 ID 5OCWwQt00 vs団長ルート 悩んだ末、主人公は仲間達と反乱を起こすことを決心する。 みんなにしあわせ島の真相を話す主人公。 島から逃げ出しただけでは中毒は治らない。主人公はBB団を倒す作戦をみんなに説明した。 夜明け前にドクターを襲い、しあわせ草のエキスを手に入れる主人公達。 それを使ってパワーアップした主人公達は、 次々と収容者を解放してはしあわせ草によるドーピングを行い、施設を占拠していく。 反撃を行おうとする兵士達。 だが、信じられないくらい力が強く、素早い動きで銃弾を避ける収容者達の前にはまるで歯が立たない。 ついに収容者達は所長室まで迫った。 銃弾を避け兵士をボコボコにする落田。主人公はマコンデを捕まえる。 「我々の開発したしあわせ草の威力を身を持って知ることになるとはな。」 逃げるヘルガ。地下へと続く階段を発見し、それを追いかける主人公と落田。 追い詰められたヘルガは、海から砲船が来ればこちらの勝ちだと笑う。 主人公がヘルガを捕らえようとしたその時、BB団の団長が現われた! 落田と瓜二つな姿に驚く二人。 団長は名乗りを上げる。 「オイラこそがブラッドバタフライの団長、メカ亀田でやんす!」 「・・・・」 「誰だよ、その亀田って。」 いきなり知らない奴の「メカ」が出てきてもなあ。」 「本物より先にニセモノが出てきても意味がないでやんす。」 本物を越える存在であると怒るメカ亀田だったが、本物を知らない主人公と落田には比較のしようがない。 その隙に不意打ちを食らわせる落田だったが、電磁バリアーに攻撃を防がれ返り討ちにあってしまった。 メカ亀田は主人公へと迫る! 「しあわせ草でパワーアップしたところで しょせん人間などタンパク質とカルシウムのかたまりでやんす。 チタンとスチールで出来ているオイラに勝つことなど… 絶対に不可能なのでやんす!」 「そんなことやってみなくちゃわからないだろう!」 「この程度の予測も不可能とは・・・ やはり馬鹿な人間は皆殺しでやんす!」 233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 19 18 47 ID 5OCWwQt00 主人公とメカ亀田、しあわせ島を巡る戦いが始まった! クロー、そしてミサイルで主人公を追い詰めるメカ亀田。 対する主人公のバットは全く相手に届かない。 しかし、敵のエネルギーボールが跳ね返せることに気づいた主人公は一気に反撃に転じた! 主人公は敵の攻撃をかわし、エネルギーボールをぶつけてダメージを与えていく。 何とかメカ亀田に勝利する主人公。 塗装がはがれ、鉄のボディが露出するメカ亀田。 主人公はメカ亀田がサイボーグではなく、ロボットであることに気づく。 逃げるメカ亀田を追いかけた先にあったのは、 大量のグッズが玩具倉庫のように敷き詰められている部屋だった。 置き方に愛がないと驚く落田に、メカ亀田は愛などシラヌと答える。 メカ亀田は自分の境遇を語りだした。 組織、プロペラ団を裏切った男、亀田。 その亀田を捕らえ、嫌がらせをするために メカ亀田は彼の思考、行動パターンを完璧にトレースして作られたのだった。 「ワタシはカメダが憎い。 作ったヤツラがニクイ。 勝手に作っておいて「こんなバカなものはイラナイ」と 捨てたヤツもニクイ。 だから。復じゅのため(ガガ) ワタシをワタシガ(ザザッ) 時間をかけて改造してきたのだ。」 驚く主人公と落田。 世の中を恨んだメカ亀田は、復讐の手段としてBB団を結成。 さらにあらゆる点でオリジナルとりも優れようとしたメカ亀田は、 マニアにおいても亀田を越える、最強のマニアになることが存在理由になっていたのだ。 「そんなことをしてもそんなことをしても、お前はニセモノのままじゃないか!」 「モウジキ・・・ハツバイビ・・・」 メカ亀田は爆発した。 3ヵ月後、ヘルガと再開する主人公。 ヘルガは今でもBB団の正義を信じていた。 人は辛いことをすぐに忘れる。 しあわせ草の残したデータによる功績だけが残り、必ず後世の人間の役に立つ。 自分達の行ったことが肯定される日が来るというヘルガ。 しあわせ島にいたドクターの名を聞く主人公。 ジーラージェンキンス。 彼は主人公のいた未来でも、法則として名を残す偉人であった。 主人公は複雑な思いを抱きつつ、 和桐を再生させることを決意するのだった。 234 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 19 20 04 ID 5OCWwQt00 要望があったので、キラーズに買った後と 真犯人を捕まえるルートも書きました。 235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 19 23 40 ID 5OCWwQt00 鈴音ルート うんこだらけの道を爆走したり、ゴキブリとシューティングしたりする主人公。 (本当にそういうミニゲームがある。) ある日、突然無人の車が和桐目掛けて突っ込んできた! 主人公の活躍で工場は何とか窮地を脱する。 さらに爆破テロ、山田を洗脳しての破壊工作をしかけられるが、 主人公の手により全て防がれる。 主人公は身を守る武器を作ることを考えはじめる。 和桐に勤め始めて3ヶ月くらいが経ったある日、 主人公は町で和服姿の女の子が困っているのを見かける。 主人公が肩に手を置くと、物凄い声を出されて、 二人のボディーガードにボコボコにされてしまった。 その後、鈴音からデートの誘いを受ける主人公。 箱入り娘として育った鈴音には外の全てが新鮮。 主人公は鈴音に携帯を渡し、二人は付き合いはじめる。 しかし、主人公は鈴音が木岡社長の娘であることを知る。 ボディーガードのイチとサブに拉致され、木岡の下まで連れてこられる主人公。 ヤクザの跡取りをきめる一人娘の鈴音を簡単には渡せない。 主人公にあきらめるように促したあと、家へ帰すのだった。 それにも関わらず主人公は鈴音に電話をかける。 驚く鈴音。鈴音はプロで野球をするにせよ、 バッテリー工場に勤めるにせよ、自分はマイナスにしかならないと主人公から身を引こうとする。 そんな鈴音を説得する主人公。 だが、いずれ未来に帰らなければならない主人公は、 鈴音を苦しめているだけなのではないかと悩むのだった。 木岡の独断で鈴音は木岡の腹心、菊野と結婚することが決まる。 木岡を問い詰める鈴音。 「お前はずっと外の世界と離して、オレが守って育ててきた。 だから誤解してんだろうが、世の中にゃ物語みたいな愛なんてない。 あるのは・・・欲望と打算だけだ。」 木岡は主人公の履歴が全て嘘であることを告げ、 何か思惑があって近づいたことを教える。 泣き崩れる鈴音。 しかし、鈴音は主人公を木岡の目の前に連れてきて添い遂げることを約束。 木岡は一旦引いたように見せながら、 誕生日の日、鈴音との待ち合わせに行った主人公を拉致する。 鈴音の母の話をした後、主人公に正体を告げるように迫る木岡。 主人公は素直に自分の正体がタイムパトロールであることを告げるが 全く信じてもらえない。 主人公を殺そうとする木岡だったが、寸前で鈴音に止められるのだった。 鈴音からプレゼントをもらう主人公。 大帝国キラーズに勝ち、塗装機会の売れ行きも順調。 本来がつぶれていた日も存続している和桐に 主人公は歴史の修正が終わったことを確認する。 このままいけば修正した歴史が定着するが、それを犯罪者が見逃すはずがない。 主人公は犯人との対決を予感する。 236 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 19 26 25 ID 5OCWwQt00 和桐に突然裏野球大会への招待状が届いた。 怪しげな大会だが、優勝すれば、「よくわからないが凄い宝」がもらえるらしい。 とりあえず出場することになるバブルスの面々。 ドーピングで肉体強化を行う老人軍団、光圀インローズ。 プロペラ団大会優勝の実績を持つ火星オクトパスを下す和桐バブルス。 どうやら優勝商品はプロペラ団の遺産らしい。 莫大な資金が手に入るという噂を聞き、興奮する主人公。 しあわせ島のチーム、ブラッドバタフライ一軍、ボンド率いるスパイ軍団、ブリティッシュピンキーズを倒した 和桐バブルス最後の相手は、アメリカ大統領率いるUSスーパーヒーローズだ。 どんな大会でもアメリカが負けることは許されないと、国家っぽい音楽と共に語る大統領は、 アメリカの全技術を注ぎ、このチームを作り上げたのだと語る。 スーパースターズのメンバーはスーパーやエックスなど偽名を使っているが、全てメジャーリーグのスター選手。 っていうかチーム全員パワーA以上でパワーヒッター持ち、 エースピッチャーは球速165kmでスタミナ250、おまけに他のピッチャーも 5つ変化球持ってたり、超特殊能力保持者がゴロゴロいるという、 考えた奴狂っているんじゃないかってくらい強い、 全パワポケパワプロの中でもかなり上位になるであろう凶悪な殺人チームだ。 (パワプロよくわからない人に説明すると、 松井よりかっ飛ばす奴が8人、松坂より凄いのが10人いるチームと思って。) 正攻法じゃまずかなわないが、3盗したりして頑張って優勝するバブルス。 大会の優勝商品はモザイクがかかってうねうねするもの(大人の玩具?)だった。 苦労した後に得たものが、本当に「よくわからないもの」だったというオチに 愕然とする主人公とプレイヤー。 大会も終わり、未来まで眠れる冷凍睡眠装置が送られてくる日が近づいてきた。 犯人を考える主人公。 主人公は鈴音を公園に呼び出す。 主人公は鈴音にどうして工場のことをバッテリー工場と呼んだのかを問う。 だが、鈴音が答えようとした瞬間、銃弾が放たれた! とっさに鈴音をかばい、弾をかわす主人公。 鈴音を置き、主人公は時空犯罪者と対決する! 主人公の目の前に現われる、ボディーガードのイチ。 何故鈴音を疑わなかったのか問うイチに、 主人公は病的なまでに慎重だった奴が、こんな目立つ立場にいるはずがないと答える。 違う時代の人間だからどうしてもボロがでるが、鈴音の印象が強すぎて、ボディガードのことは誰も気に留めない、 おまけに反社会的なヤクザには歴史を変える手段はは山ほどある。 時空犯罪者としてはこれ以上ないポジションだったのだ。 237 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 19 28 05 ID 5OCWwQt00 「お話の時間はこれで終わりだ。 これでもくらえ!」 (パン) 「おまえがな」 主人公は銃弾を避け、その刹那後ろのサブに光線銃を放った! 鈴音の護衛は本来イチ一人だった。 しかし、サブは洗脳装置を使いもう一人の護衛に成りすましていたのだ。 洗脳が解けるイチ。 主人公は鈴音に全てを打ち明ける。 静かに怒る鈴音。 任務が終われば主人公は人工冬眠し、未来の世界へ帰るのだ。 もてあそばれたという言葉に驚く主人公。 「ええ、わかっています。あなたが悪い人ではないことが。 ですが・・・ともに最後まで同じ時間を過ごしていたかった。 さようなら。 本当にあなたのことが好きでした。」 和桐製作所をやめることを社長に伝える主人公。 工場のみんなは主人公のために送別会を開く。 主人公のことを忘れないでやんすと叫ぶ山田。 しかし、他のみんなはどうせすぐ帰ってくるだろうと淡白な反応。 だらだらと別れる仲間達。 これでいいのだろうかと悩む主人公。 だが彼は犯人と共に未来へ帰ることを選択した。 夜空を見上げ、主人公の顔を思い出す仲間達。 「あの人達が大昔に死んでしまっているなんて どうしても信じられない。 不便で暴力的な時代だったけど、 もしもう一度みんなに会えるのなら、俺はなんでもするだろう。 ・・・とても悲しいが、これがタイムパトロールの宿命だ。」 「こうして月を見るたび、あの方のことを思い出します。 ・・・あの最後の日、どうしてもっとやさしい言葉をかけられなかったのか、 一生後悔して生きていくのですね。 ・・・鈴音は強い女です。 決してあなたのことは忘れません。 そして、鈴音は弱い女です。 あなたのことは忘れられません。」 パワプロクンポケット6 完 238 :パワプロクンポケット6:2006/09/17(日) 19 31 21 ID 5OCWwQt00 6はこれでおしまいです。 予約はしないけど、気まぐれで他のシリーズを書いたりするかもしれません。 書き込みに何度も失敗して、名前欄が名無しになっちゃいました。 すいません。 あとvsとしおくんはまんまゴエモンインパクト戦。 スタッフの中にゴエモンのスタッフがいるらしい。 244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 02 10 55 ID UMjXHG3uO 223 きもい でもこういうのも嫌いじゃない パワポケ6 乙です! しかし、なんかヘルガが救われないなぁ・・・ パワポケ1でもスパイの女と幸せになるルートあったらしいからヘルガと 幸せになるルートがあってもよかったのに。 未来に帰るのやめて鈴音と添い遂げるルートとかもあればよかった。 247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 08 30 32 ID j1R7E9rPO 244 未来に帰るかどうかは自分で選べるから鈴音と添い遂げるルートもあるよ
https://w.atwiki.jp/tentoumusi/pages/397.html
削除 一つにまとまった オリヘンコードが ほしいな。 -- (エイト) 2010-06-15 20 57 13 削除 ハタ人間(パワポケ11裏サクセス)のレベルMAXの方法。 -- (?) 2010-06-19 18 43 37 あ -- (あ) 2010-06-26 10 01 50 あーあひまだぜ -- (ltyひおvkvklrふkyghkふhjpgkふゅrjgkびひゅgjpy7t) 2010-06-26 12 45 39 やれやれだぜ -- (ltyひおvkvklrふkyghkふhjpgkふゅrjgkびひゅgjpy7t) 2010-06-26 12 46 05 主人公最強コード教えてほしい人 -- (ltyひおvkvklrふkyghkふhjpgkふゅrjgkびひゅgjpy7t) 2010-06-26 12 47 09 おしえろ×120 -- (ltyひおvkvklrふkyghkふhjpgkふゅrjgkびひゅgjpy7t) 2010-06-26 12 48 23 いーーーーーーーーーや 教えてください×570070832665 といってください -- (ltyひおvkvklrふkyghkふhjpgkふゅrjgkびひゅgjpy7t) 2010-06-26 12 50 09 ●●●●ー●●●のHP0のコード教えて -- (ヤッホー) 2010-06-27 14 41 41 旗人間出来ない -- (ナイト) 2010-07-28 09 07 29 tyottomoutyottoiiko-dohanainotatoeba99tai0tokasa- -- (naito) 2010-07-28 12 01 30 へんなの -- (naito) 2010-07-28 12 03 21 怪奇旗人間コードリンクスコード教えてください -- (マントクン) 2010-07-29 11 15 38 キーコード教えて -- (万と訓) 2010-08-13 17 01 45 コードって、どうやって入力するんですか? -- (あです) 2010-08-18 11 29 43 俺ペナの経験値むWAXはないの?(^*^) -- (コンドームサシ) 2010-08-25 11 51 46 ハタ人間の第二章でいっきに100Fまでいけるコードを教えて下さい -- (木曜日) 2010-08-26 21 01 49 オレペナ おしえます -- (kkkkk) 2010-09-06 17 37 38 だから いいコードくだせえーー -- (kkkkk) 2010-09-06 17 38 39 023FE0b4128ccf02 5211a84ce15e0003 1211a8520000e1a0 D000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 -- (kkkkk) 2010-09-06 17 41 47 投手の変化球レベルMAX -- (名無しさん) 2010-09-19 21 58 52 ゲームが弱い私でも、すごく使えて良いです!! -- (すごい) 2010-10-20 18 27 33 旗人間なら何でもいいから、何か教えてー -- (名無しさん) 2010-10-23 16 48 04 困日和 綿死ノ生絵歯 銅鑼江門 -- (アンパンマン) 2010-11-23 12 26 52 旗人間レベルMAX教えて -- (クンクン) 2010-12-10 20 59 48 SELCT+下 コード使えない -- (クンクン) 2010-12-10 21 02 57 旗人間難しい -- (です) 2010-12-12 12 33 51 ハタ人間のコ一ドをおしえて<ださいo(コードリニクス) -- (わぉ) 2011-03-06 10 24 42 ↑自分で探しなさい。皆さんもコードは自分で探しましょう。 -- (管理人地球天皇地球遺産地球国宝史上最悪核兵器横綱優勝神様爆弾) 2011-03-06 16 44 14 梁田へは中保や奈良屋は -- (ドドスコスコすこ) 2011-03-24 19 35 56 すいませんいーd おおしえてください パソコン初心者 -- (初心者) 2011-03-29 09 04 55 みんなサッカーやろうぜ -- (コードリンクスマニア) 2011-04-01 21 33 59 仲間が一気に出るコードを教えて下さい -- (パワポケ) 2011-07-11 18 00 29 全てのものができないのですがどうすいえばいいでしょうか? -- (多々良) 2011-07-24 16 29 29 くさいくさい -- (多々良) 2011-07-24 16 30 52 パーツMAXCF -- (まあいいぜこのやろう) 2011-07-30 18 21 55 一応小学生でーすー -- (まあいいぜこのやろう) 2011-07-30 18 24 39 合成レヴェル240 94000130 fffb0000 b20b90fc 00000000 200087c8 000000ee d2000000 00000000 -- (旗男) 2011-08-18 15 02 32 ハタニン仲間全開 94000130 fffb0000 b20b90fc 00000000 000087dc 001ffffc d2000000 00000000 -- (旗男) 2011-08-18 15 05 25 レヴェルうpでLv99 52154294 e3a02000 02154298 e3a01063 d0000000 00000000 -- (旗男) 2011-08-18 15 10 40 ゲームIDならねえよwwwwwwwwwwwwwwていうか できねえよid -- (なんないよーーーー) 2012-09-02 16 14 31